研究紀要第12号 学校経営改善に関する研究 理論と事実編 - 009/016page
動かし,筋力,調整力を養う
・曲に合わせてリズミカルに身体を
動かし,協力して正確におどれ
るようにさせる
・安定したフォームでとび越しがで
きるようにさせる
3.フォークダンス
・きつねとがちょう
4.閉脚とび越し
5.整理運動
6.おわりの話し合い
10
15棒を使った運動
3.全体指導
(1) できない部分の練習
(2) きつねとがちょうの曲に合わせた
表現
4.全体指導
(1)要領とポイント
(2)示範
(3)能力別小グループ指導
(カードによる)
5.全体指導
6.用具のあとしまつ指示
7.からだのせいけつ指導
プレヤー
とび箱
マット
踏みきり板C 同種学校間の連携内容
教授・学習組織での活動内容について,地域における同種学校間で特に連携を必要とする事項について,追跡検討してみると次のようである。
表16 同種学校間の連携内容
ア 小・中学校
小・中学校においては,カリキュラムの作成が上位にあげられている。このことは各学校の独自性と共通性の問題になろうが,地域内といった条件のもとでは,共通性が主体となり,重点事項として独自性の発揮をはかるのが適切と思われる。
こうした観点に立てば「カリキュラムの地域管理」,さらには,「教材資料の地域センター」構想なども今後の課題として,検討を要する問題と思われる。
次に「生徒指導の計画・実践」と「地域課題の具体策」があげられているが,これはカリキュラムの内容ともみることができようがここでは積極的な見通しと協力体制が問題とされよう。その対策として,「地域生徒指導協議会」や「地域学校運営協議会」などが考えられよう。
イ 高等学校
高等学校においては,「生徒指導の計画・実践」と「交通安全対策」にしぼられているとみてもよいだろう。このことは,「生徒居住地域の広域化」,「交友関係の多岐性」などから必然的に要請されるといわれている。そのために「生徒指導連絡協議会」の強化,「情報収集組織の広範化」をはかる必要があるといわれている。