研究紀要第13号 教授組織に関する研究 理論と実践編 - 004/019page
細目標との関連については,その達成系列上で内容がかみあい,かつ,評価項目がよく対応しているかどうかである。役割分担については,おのおのが特性を生かし,ともに主体的な活動を展開するのに十分であったかである。学習指導形態については,ひとりひとりに学習が成立し,集団をとおしての自己調整が活発に行なわれたかどうかである。
A 教師の活動
教師の活動としての方法・技術については教育機器の導入と協力により,教授,資料の提示,発問の各作用が一体的に成立し,効果的な反応が得られたかどうかということである。B 児童・生徒の活動
主体的な目標は握によって,積極的に理解習得に取り組み,その結果の応用・転移に意欲がみられたかということである。7.組織活動の展開
(1) 普通規模校
普通規模校における教授・学習活動の態様をあげると次のようである。
(2) 小規模少人数校
@日課時間の編成
小規模少人数学級校における日課時間表をあげると次のようである。
註 黒太わくは合併授業を示し,ローマ字は教師の略記である。
低学年団
第1学年
月 火 水 木 金 土 1 国語 国語 国語 算数 国語 算数 a a a a a a 2 音楽 音楽 社会 国語 音楽 国語 a・b a a a a・b a 3 社会 算数 理科 体育 図工 国語 a a a a・b a 4 体育 理科 図工 図工 体育 学 a・b a a・b a・b a・b a・b 5 道徳 a 6第2学年
月 火 水 木 金 土 1 国語 国語 国語 国語 国語 国語 b b b b b b 2 音楽 社会 算数 算数 音楽 算数 a・b b b b a・b b 3 社会 理科 理科 体育 算数 国語 b b b a・b b b 4 体育 道徳 図工 図工 体育 学 a・b b a・b a・b a・b a・b 5 国語 国語 b b 6中学年団
第3学年
月 火 水 木 金 土 1 国語 算数 国語 算数 国語 算数 c c c c c c 2 算数 国語 理科 国語 社会 国語 c c c c c c 3 体育 音楽 図工 社会 算数 理科 c・d c・d c・d c c c 4 理科 社会 図工 体育 音楽 学 c c c・d c・d c・d c・d 5 道徳 国語 国語 体育 c c c・d 6