研究紀要第13号 教授組織に関する研究 理論と実践編 - 009/019page
ウ、教授過程
学習活動・内容 時
間 協 力 分 担 指導上の留意点 反応・評価 T1 T21.本時のあし,腕,胴体,
とぶ運動について話し合
う。 5
○0HPの見える位置に半円形
に整列させる。
○健康状態や服装を見る。
○各人の理解を援助する。○0HPにより,学習のねらい,
方法を理解させる。
・体操,腕立てとび越し。○運動動作を極限に近
づけさせる。
○各自の程度(能力)に
あった「めあて」をもたせ
る。緊張感
84/862.いろいろな腕立てとび越
しを見ながら本時の開脚
の腕立てとび越しについて
話し合う。
体操や腕立てとび越しで,気づいたこと,さらに知りたいことは, ありませんか。 …………………………
反応
75/863,体操をする。
(1) 部分的体操をする。
○腕の挙振 回旋 脚の
屈伸体の前後屈。
(2) 全身的体操をする。
○台上とび上りとびおり,
開閉脚とび・うさぎとび・
向き変えとび。
4,腕立てとび越しをする。
(1) 2人組み馬とび遊びを
する。
(2) いろいろな腕立てとび
越しをする。
(3) 開脚の腕立てとび越
しをする。
○グループ別練習。
(4) グループの話し合い。
5.整理運動をする。
(1) 行進しながら整列をす
る。
(2) あし,腕の運動をする。
6.次時の予告をきく。
7,あとしまつをする。 10○体操をさせる。
・タンプリングのリズムにより,
強弱をつけた部分的運動。
・ローテーション方式での全
身的運動。
台上とび上りとびおり。開閉
とび。○運動のできる距離,間隔に
散開させる。
○個別に援助する,
○ローテーション方式での内容
を分担する。
うさぎとび,向き変えとび
(180°回転)○台上とび上りとびおりで
は,腕の支持とスナップ
に注意させる。
○向き変えとびは,高さや
幅をかえるようにさせる。
○うさぎとびは一回ごとに
正確にさせる。○挙手の記録
いきぎれした人や,汗をかいた人はいませんか
……………………
○発言内容の記録
…………………………反応
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5
52人組み馬とび遊びをさせる。
○開閉脚でとびこさせる。
・A・B・Cの組み分けをする。
○B・Cグループを分担し,OH
P,写真により手のつく位置
や突き放しを説明する。
○各自に努力点をもたせる。
・手のつきの位置,遠い着
地。
○グループ別に個別援助する。
いっしょうけんめいやってじょうずになったと思う人はいませんか。○集合場所を指示し,8列縦
隊に整列させる。
○整理運動をさせる。
○次時学習について知らせる。
○あとかたづけについて話す。○分担指導をする。
○組み分けを援助する,
○Aグループを分担し,OHP,
図解で,よい馬のりを理解
させる。
○各自に努力点をもたせる。
・踏み切り・手つきのタイミン
グ ・手の突き放し・上体お
こし
○個別に援助する。
わたしは,こんな点に注意したら,うまくなるのだがなーと,いえる人はいませんか。○レコードをかける。
○運動量について観察する。
○反応記録,指導メモの整
理をする。
○あとかたづけを援助する。
○とび越しを3〜4回させて,
グループ分けをする。
○運動を停止させないで,
児童の白己評価と教師
の助言により,所属グル
ープを選ばせる。
○グループ分けの基準。
A−馬のりはできる。
B−もうすこしでとび越せ
る。
C−とび越せる。
○友だちの演技をよくみさ
せる。
A−22人
B−33人
C−25人
反応
A 20/25
BC53/61
到達度
A 16/28
B 26/33
C 22/25B 検証と考察
ア、評価基準
集団の程度 め あ てA 腕立て馬乗りできる 1.両足をそろえて高く踏みきることができる
2.腰を高くあげて馬乗りになることができる
3.足を前に大きくふることができる
4.馬乗りから両腕で体をもち上げ前に移ることができる
5.両腕でとび箱をつきはなしておりることができるB もう少しで,開脚の腕立てとび越しができる 1.ふみ切り板の上で脚を開かないで踏み切ることができる
2.手をできるだけ遠くにつくことができる
3.足,おしりがとび箱にさわらないでとぶことができるC 開脚で腕立てとび越しができる 1.スピードを増しながら,踏み切ることができる
2.腕でとび箱をつきはなすことができる
3.やわらかに着地することができる
4.踏み切り,手着き,安定した空中姿勢,着地がリズミカルにできるイ、単元指導計画