研究紀要第13号 教授組織に関する研究 理論と実践編 - 011/019page
(イ) 題材配列
時間 問 題 ね ら い 形 態 1火のもえているときの様子 火のもえかたには,ほのおをだすものとださないものがあることを気づかせる。 大集団 4アルコールやろうの燃え方 アルコールやろうがもえるときは気体になっていることを理解させる。 中集団ろうは,ほのおの熱のために溶かされ,しんにすい上げられた後に気化されてもえることに気づかせる。 中集団ほのおの温度は外炎の部分が最も高く,炎心の部分が最も低いこと,これは酸素の供給に関係があることを理解させる。 複 数
(本時)ろうそくの炎では,すすの粒がもえるため明るい光と多くの熱をだすことを知らせる。 中集団 2木の熱による変化 木は高温で加熱されると,可燃性の気体,液体,固体に分解することを気づかせる。 中集団木は高温で加熱されると炭素,可燃性の気体や液体に変化すること,固体の木炭は炭素という物質でできていることを知らせる 複 数 2もえるときの物の変化 ろう,アルコール,木がもえると二酸化炭素と水ができるが,炭素だけがもえるときには二酸化炭素だけができて,水はできないことを知らせる。 中集団 2いろいろな物の発熱と発光 電熱線の発熱は,ものがもえるときの発熱や発光とちがうところを気づかせる。 中集団燃焼による発熱・発光と,電流による発熱発光,まさつによる発熱はちがうことを理解させる。 複 数 1まとめ 理解度や技能を評価し事後の指導をする。 大集団ウ、本時のねらい
炎の温度は,炎の外側の部分が最も高く,炎心の部分が最も低いこと,これは酸素の供給に関係があることを理解させる。