研究紀要第13号 教授組織に関する研究 理論と実践編 - 015/019page
オ、本時のねらい
(ア) へ長調の和音T・W・Xの理解を一層深めさせる。
(イ) 星の世界の曲に合う和音を見つけ,旋律と和音の関係をわからせる。
カ、教授過程
学習内容と活動 時間
(分) 授業内容と分担 形態 反応
評価 準備 T1 T21.星の世界を歌う。
2.学習のめあてをつ
かむ。
3.へ長調の和音を
復習する。
4.星の世界の曲に
合った和音調べを
する。
5.和音を発表し合
い確かめる。
6.まとめの話し合い
をする。
7.楽器のあとしまつ
をする。 3
2
10
15
8
5
2○楽しく歌えるように児童を
観察しながら伴奏をする。
○学習のめあてを板書する。
星の世界
この曲に合う和音を1小節ごとに調べる。3.へ長調の和音TWXを
復習させる。
(1)T・W・Xの和音と記号
をわからせる。
(2)それぞれの和音をオルガ
ンで確かめさせる。
4.星の世界の各小節の曲
と和音の関係を調べさせる。
(1)1小節ごとに合う和音を
調べさせる。
(2)2人グループでさせる。
(3)オルガンで確かめさせる。
5.調べた結果の発表と確か
めをさせる。
(1)調べた和音を発表させる。
(2)曲に合わせ,和音伴奏を
確かめさせる。
6.本時のまとめと次時の予
告をする。
(1)和音調べでむつかしかっ
たところはどこか確かめさ
せる。
(2)次の時間は和音に合っ
た創作の学習をすること
を知らせる。
○楽器整理の援助をする。1.指揮をする。
歌いだしや,ことばをはっきり歌
わせる。
2.学習のめあてを指示する。
(1)星の世界の曲にあう和音を
調べさせる。
(2)オルガンで確かめることを話
す。
○へ長調の和音の理解度をみ
る。
・児童の発表と机間巡視。
○個別指導をする。
・ふしに合う和音。
・オルガンでの確かめ。
○学習の結果を確かめる。
ふしに合った和音を見つけることができたか。
……
曲の旋律に合わせて和音がひけたか
……
和音調べでむずかしかったところはどこでしたか。 7.楽器整理の指示をする。
○定位置にきちんと整理させ
る。 大
大
小
大
大
小
31/33
21/31
17/33
むずかし
かったと
ころ
和音入
れ。
・TWの
和音
・オルガン
でのた
しかめ。
和音
カード
オルガンB 検証と考察
ア、教材研究
(ア) 目標を細目標とし,内容の分析による系列上で調整し,評価項目を対応させた基調案の作成は,指導の系統性と深まりをみることができ満足感をもつことができた。
(イ) 下の学年の題材を取り扱う場合は,特に上の学年に対する,細目標の高度化をはかると