研究紀要第17号 学校経営の改善に関する考察 現職研修 - 004/014page
第3表 研修推進上の問題点(規模別) 数値 %
小学校 中学校 1〜6 7〜17 18〜 計 1〜6 7〜12 13〜 計(ア) 研修時間 26.5 20.6 23.6 23.5 23.9 25.2 23.6 24.2(イ) 研修意欲 9.4 13.0 8.7 10.4 17.0 9.9 14.6 13.7(ウ) 共通理解 8.5 11.5 11.8 10.7 7.0 13.2 17.9 13.7(エ) 研修方法 9.4 11.5 11.8 10.9 17.0 8.8 10.6 11.6(オ) 個人研修と共同研修の関連 7.7 11.5 11.0 10.1 12.7 8.8 8.9 9.8(カ) 分担・協業のあり方 6.8 5.3 3.9 5.3 1.4 5.5 4.9 4.2(キ) 研修組織 2.6 3.0 5.5 3.7 0 5.5 3.3 3.2(ク) 人間関係 3.4 3.8 2.4 3.2 1.4 5.5 2.4 3.2(ケ) 研修内容 6.8 4.6 6.3 5.9 7.0 4.4 1.6 3.9(コ) テーマの設定 3.4 5.3 3.9 4.3 1.4 3.3 4.9 3.5(サ) 研修推進者 9.4 5.3 2.4 5.6 5.6 4.4 3.3 4.2(シ) 指導者 4.3 0.8 5.5 3.5 1.4 3.3 1.6 2.1(ス) 施設・設備 0.9 3.0 2.4 2.1 1.4 2.2 2.4 2.1(セ) その他 0.9 0.8 0.8 0.8 2.8 0 0 0.6第3表では不満足の内容を研修上の問題点という角度でみたものである。
研修推進上の問題点と思われるものを14項目の中から4つ以内で回答を求めた結果が第3表である。これによるとその主な指摘点は,「(ア)研修時間の不足」で小学校が23.5%,中学校で24.2%を示し最も高く,ついで「(イ)研修意欲の不足」「(ウ)共通理解の不足」「(エ)研修方法がよくない」「(オ)共同研修と個人研修の関連がとれていない」などがあげられている。これらは数的な順位は違ってい