研究紀要第18号 教授組織に関する考察 - 007/027page

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 ウ 共同で作成にあたる。

A 作成の手順及び留意点
 ア 内容項目と目標,評価事項などを洗い出し,関連表作成(T1)
 イ 関連表から単元指導計画(1時限毎の計画)をT1,T2が共同で作成した。
 ウ 単元指導計画によりT1とT2が共同で教授過程案を作成し,学習事項・活動・教師の役割分担の位置づけをした。
 エ 学習内容の適否及び配列は学習集団と教師の役割分担などから綿密に検討して立案した。

目標・内容の関連表

細目標
内容系列
評価項目









1.熱は高い温度のものから低い温度
 のものに移ることを理解させる。

2.等温になった物体間の熱の移動は
 なくなることを理解させる。

3.熱は時間と共に変化することを理解
 させる。
○日常生活経験を通しての予想


○湯と水をふれ合わせての温度の変化


○実験のまとめと考察
○さめ方は同じかどうか予想を立てさ
 せ,ノートさせてみる。

○熱は温度の高い方から低い方へ移
 動することがわかったか。

○実験結果の記録表のつくりかた。

単元指導計画

細目標
内容・活動
教授と分担

準備 資料
T1
T2


1
熱は温度の高い
ものから低いもの
へと移動し等温
になると移動を停
止することを理解
させる。
1.温度の高いもの
 と低いものをふれ
 合わせた場合の変
 化
2.湯と水をふれ合
 わせた場合の変化
3.結果についての
 発表と話し合い。
1.日常生活経験から
 実験の結果の予想
 を立てさせる。
 ○温度の高い方
 ○温度の低い
  方
 ○個人・集団
  の思考の過
  程
 ○なぜ変わる
  のか。
 ノートさせる。
2.高温から低温への
 熱の移動を実験から
 わからせる。
 ○温度の測定をさせ
  る。
 ○表にまとめさせる。




○個人・集団の思考
 の過程をとらえる。





○準備をする。
○グループ指導をする。
 (3班・4班の担当)
 (安全・正確・方法
 やねらい・結果のまと
 めかた)






















ビーカー
水そう
棒温度計
グラフペーパー

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