研究紀要第18号 教授組織に関する考察 - 023/027page

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(3) 指導計画(総時数12時間)

学習事項
時間
ね  ら  い
指導形態
火の燃えるときの様子
1
火の燃え方には,ほのおを出すものと出さないものがあることを観察させる。  
アルコールやろうの燃え方
4
アルコールや,ろうが燃えるときは気体になっていることを理解させる。  
ろうは,ほのおの熱のために溶かされ,しんにすい上げられた後に気化されて焼えることを理解させる。  
ほのおの温度は,外炎の部分が最も高く,炎心の部分が最も低いこと。これは酸素の供給に関係あることを理解させる。 複数授業
(本時)
ろうそくの炎では,すすの粒がもえるため,明るい光と多くの熱を出すことを理解させる。  
木の熱による変化
2
木が高温で加熱されると,可燃性の気体・液体・固体に分解することを観察させる。  
木は高温で加熱されると,炭素・可燃性の気体や液体に変化すること。固体の木炭は炭素という物質でできていることを理解させる。  
燃える物の変化
2
ろう,アルコール,木が燃えると二酸化炭素と水ができるが,炭素だけが燃えるときには二酸化炭素だけができて,水はできないことを理解させる。  
いろいろな物の発熱と発光
2
電熱線の発熱は,ものが燃えるときの発熱や発光とちがうことを観察させる。  
燃焼による発熱・発光と電流による発熱・発光,まさっによる発熱は,ちがうことを理解させる。 複数授業
まとめ
1
理解度や技能を評価し,物の燃え方のまとめをする。  

(4) 教授過程(第4次取り扱い)

教師の役割と分担
時間
学習活動・内容
指導上の留意点
評価
T1
T2
1.既有経験に 1.自由に書い   1.ろうそくの炎を ○ふだんなにげな  

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