研究紀要第18号 教授組織に関する考察 - 024/027page
教師の役割と分担 時間 学習活動・内容 指導上の留意点 評価 T1 T2もとづいて書いた炎の
図をもとに,観察の視
点と方法について考え
させる。
2.ろうそくの炎の明る
さのちがいを,観察
の視点をもとにくわ
しく観察させる。
3.明るさのちがいは,
何によっておこるの
か課題を提示し,
考えさせる。
4.明るさと温度の関
係を調べる方法に
ついて考えさせる。
・自由な考えを出さ
せる。
・吟味させる。
5.全体的な方法上
の注意を話し,観
察させる。1.自由に書た図の中
から,観察の視点を
話 し合う素材となる
ものを提示する。
(O.H.P)
2.児童のとりくみ方を
観察し,遅進児等に
対して特に個別指導
をする。
3.児童の予想をまとめ
,板書する。
4.児童のとりくみ方を
観察して援助する。
5.各グループの観察と
個別指導にあたる。
・方法の確認と安全
管理指導い 5分
10分
5分
5分
10分1.ろ観察する視点と方
法について話し合う。
@既有の経験にもとづ
いて,ろうそくの炎を自
由にノートに書く。
Aノートをもとに,ろうそ
くの炎を観察する視
点について話し合う。
・色,明るさ,形,見る
位置など。
2.ろうそくの炎の明るさ
のちがいを観察させる。
・中心部の暗いところ。
・まわりの明るいところ。
3.「明るさのちがいは,
何によって起こるのだ
ろうか。」の課題につい
て考え話し合う。
・温度,空気……
・どこの部分が温度が
高いか予想する。
4.明るさと温度の関係を
確かめる方法について
話し合う。
・自由な考えを発表す
る。
・良い方法を話し合い
で決める。
5.4で考えた方法によって
観察する。
・こげ方,こげた部分,
速さ。○く見ている炎を,よりくわしく
多面的に見ようとする意欲
を盛りたてる。
○外炎,内炎,炎心といった
各部のとらえ方でなく,あく
まで目で見ての「明るい部
分」「中心の部分」「外側
の部分」「しんに近い部分」
でとらえさせる。
・明るさのちがいが温度のち
がいにあるらしいことを意
識させる。
・どこの部分が温度が高そ
うか類推させる。
○方法を多面的に考えさせ,
発想を大切にすると共に検
証にたえられるか吟昧させ,
方法を選択させる。
○付着したすずとこげた部分と
を混同しないように注意させ
る。ふだんなにげな予想の多
様化
ありのまま
に見て,
炎を部分
に分析
方法の多
様化
観察力