研究紀要第19号 児童・生徒の発達の特徴に応ずる教育 - 017/032page
13.かんたんなおかずが,つくれるだろうか。
表23. (単位%)
小5
小6 小学校計 中2 中学校計 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 都市 農村 都市 農村 都市 農村 都市 農村 都市 農村 都市 農村1.じょうずにできる 50.9 25.7 59.6 41.5 28.6 43.4 40.0 43.4 36.3 45.4 46.8 39.5 59.2 42.5 43.1 50.62.ときどきできる 32.7 45.8 19.3 38.5 29.9 23.7 22.7 39.5 32.7 30.4 14.3 14.5 19.7 25.0 14.4 22.43.ふつうである 12.7 15.7 19.3 16.9 32.5 19.7 32.0 15.8 20.9 21.231.1
36.8 17.2 28.8 34.0 23.14.よくできない 3.7 7.1 1.8 3.4 5.2 7.9 4.0 0 6.1 2.6 5.2 7.9 1.3 3.7 6.5 2.65.ぜんぜんできない 0 5.7 0 0 3.8 5.3 1.3 1.3 4.0 0.7 2.6 1.3 2.6 0 2.0 1.3小5,6,家庭科のおかずつくりでは,野菜サラダ,目玉やきとこふきいも,青菜の油いためなどができることとなっているが,それよりやや低年齢でできるものが多いようだ。子どもが自発的に調理の手伝いをするような態度が,もっとも望ましい。いいつけられればする,顔色をうかがいながらするような大人じみた子どもの育成は慎みたいものだ。
おかずはいつつくれたか
図.31 男子
図.32 女子
図31,図32は,男女ともプロフィールが似ていて,ヤマが低年齢ほど左寄りになり,発達の早さを物語っている。これは世の中の変化が早くなり,学年間のギャップを大きくしている。それはある年齢の子を学年単位で平均的・画一的にみる通弊につながらないだろうか。
14.ごはんをつくることができるだろうか。
表24. (単位%)
小5
小6 小学校計 中2 中学校計 男 女 男 女 男 女 男 女 男 女 都市 農村 都市 農村 都市 農村 都市 農村 都市 農村 都市 農村1.じょうずにできる 5.5 2.9 26.3 16.9 19.5 5.3 34.7 30.3 8.6 27.5 16.9 13.2 50.0 32.5 15.0 41.0 2.ときどきできる 5.5 4.3 17.5 26.2 20.8 17.1 20.0 18.4 12.6 20.5 14.3 9.2 23.7 23.8 11.8 23.7 3.ふつうである 9.0 12.9 17.5 16.9 32.5 25.0 30.7 31.6 20.9 24.9 44.2 27.6 18.4 33.8 35.9 26.3 4.よくできない 41.8 47.0 24.7 26.2 18.2 15.8 10.6 5.3 29.5 15.8 13.0 21.1 5.3 7.5 17.0 6.4 5.ぜんぜんできない 38.2 32.9 14.0 13.8 9.0 36.8 4.0 14.4 28.4 11.3
11.6 28.9 2.6 2.4 20.3 2.6