研究紀要第22号 児童・生徒の学習能力の発達 学習能力の発達と授業の研究 - 028/062page
〔解答らん〕
問題11 ちがったひびきのする和音をあてる問題。
練 習 →
12 B 4 問 題 →
1番1 2B 4
2番1 2B 4
3番1 23 C
4番1 23 C
5番@ 23 4考察
へ長調の主要三和音のうち,1番は,T→T→W→T,2番は,T→T→X→T,3番は,X→X→X→T,4番は,W→W→W→T,5番は,T→X→X→Xという和音の流れの中で,ちがったひびきの和音を記憶することのむずかしさは,いずれも長三和音という同性格のものであることと,それに調和するメロディーが大きく作用しているようである。
つまり,類似形の反復(旋律線)である1番,3番,4番は比較的抵抗が少ないのに,2番,5番は結果がよくない。また,B校の3番がよくない原因は不明である。
Dのまとめ和声感覚と和音記憶力の集計は,下表のとおりである。
E 速 度
(問題番号−12)
これから,同じ曲を2回ずつひきますから,速さをききくらべて,はやい方には○,おそくひいた方には×をつけてください。(1番1回目〜2回目,2番…)
〔解答らん〕
問題12 曲の速さをくらべる問題。
※早い演奏には………○
※おそい演奏には……×