研究紀要第24号 中学校 福島県診断標準学力検査問題分析結果報告書 - 052/106page

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領域
問題のねらい
問題番号
正答率
小問
大問
領域
【3】





40
    (4)
38.9
43.9
44.3
8
21.5
9
37.0
10 (1)
56.7
(2)
26.6
11 (1)
74.1
(2)
52.5
(3)
14.4
3 縮図や立体図形の相似を通して相似がわかる。 12
31.5
41.8
13 (1)
41.9
(2)
51.9
【4】
確率
統計
10
1 多数の観察や多数回の試行によって得られた結果について,頻度の傾向を表すのに確率が用いられることを知る。 1
52.3
36.8
36.8
2
36.3
3
21.8
【5】





1 演えき的な推論を用いることができる。 【3】-7 (1)
48.8
49.0
49.0
(2)
61.6
(3)
61.3
(4)
38.9
【3】-10 (1)
56.7
(2)
26.6

(2) 結果の考察

@ 観観

 問題別の正答率は上に掲げた通りであるが,領域別の平均正答率は次のようである。

領域
平均正答率(%)
数式
関数
図形
確立・統計
集合・論理
43.8
37.8
44.3
36.8
49.0

領域別にみると,確率・統計,関数・領域の正答率が低い。
集合・論理領域については,第一学年の場合と同様に,指導要領の趣旨にのっとり他の四つの領域の問題解決の場面で診断するようにしたが,平均正答率は五領域の中で最も高い。
 確率・統計領域の正答率が最も低く,ついて関数領域となっていること,および集合・論理領域の正答率が高いということが,第一学年にみられる傾向と一致している点に注目する必要がある。

A 領域ごとの考察

 ここでは,領域内で特に正答率が低いものや,誤答にある種の傾向・類型が認められるものについて考察を加えることにする。

【1】 数・式
 1は,数の集合のもつ構造についての問題である。(3)の正答率は(1),(2)に比して非常に低くなっている。
 集合A{0,2,4,6,8,10}に属する二つの数a,bに|a−b|を対応させる演算(◎


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