研究紀要第25号 学習指導に関する研究 - 043/060page
コア・ダンプと16進
コアの内の,データの格納状態をラインプリンタに印字させるオペレーションをコア・ダンプ(DUMP)という。
ダンプの操作等は機種によるので,実験したいときは自校のマニュアルを参照されたい。
ここでは当センターの中型機の場合でダンプしてみることにして,要は「どのようなときにダンプが必要なのか」を紹介したい。下記のようなプログラムをコンピュータにかけると
図1が結果としてあらわれる。
このプログラム上のデータは,傍線の部分のLとRである。
そこでLとRのなかに,どんな表現でデータが格納されているかをダンプしてみると
図2は,0番地から最終番地までを無条件に印字するものなので,その中からL,Rの部分をみつけ出すのは大変である。その場合は,コンソール・タイプの図3により
UN1=3FF4
を手がかりとすれば,図2の傍線からデータが格納されていることがわかる