研究紀要第34号 授業研究に関する基礎調査 本県小・中学校における授業研究の実態 - 003/018page

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2.調査総数及び回収率

 調査総数及び回収率などは,下表のとおりである。(ただし,現職教育主任のみ)

小学校
中学校
調査対象数
561(人)
251(人)
回答数
509(人)
225(人)
回収率
90.7%
89.6%



20歳代
12
13
(2.6%)
4
4
(1.8%)
1
0
30歳代
53
54
(10.6%)
31
34
(15.1%)
1
3
40歳代
298
321
(63.1%)
148
151
(67.1%)
23
3
50歳代
108
121
(23.8%)
33

36
(16.0%)

13
3

3.調査結果の要約

(1) 小・中学校ともに,授業をするとき,児童・生徒の個人差が大きく,大変苦労している。問………1

(2) 現職教育の研究主題は,小学校では,「ひとりひとりを生かすことにかかわるもの」,中学校では,「学習意欲を高めることにかかわるもの」が多い。………問2の(1)
 なお,小学校では,主に国語,算数,中学校では,数学,国語,社会,理科などが授業研究の教科として取り上げられている。………問4の(2)

(3) 小・中学校ともに,個人としての研究主題をもっている先生が多い。その研究主題の内容は,「学校の研究主題を自分の学級または教科などについて具体化したもの」が多い。………問3の(1),(2)

(4) 授業研究については,小・中学校ともに,学校単位の規模で実施されたものが多い。なお,中学校では,これについで,教科単位の授業研究が目立っている。………問4の(3)


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