研究紀要第35号 学習指導に関する研究 - 004/066page
(2) 指導計画
単 元 名 うごくおもちゃ 総時数 8時間 学習指導要領の内容動くおもちゃを工夫して作ったり動かしたりさせながら,風,ゴムなどのはたらきに気付かせる。 単元の目標1 風やゴムの力で動く簡単なおもちゃを作ったり,それで遊んだりしながら,よりよいものへと工夫することができる。
2 遊びを通して,おもちゃの動き方などから風やゴムのはたらきに気付く。
3 材料や用具の適切な扱い方に関心を持ち,楽しく活動する。 項 目 ね ら い 学習内容 時 数(1)
風
で
動
く
お
も
ち
ゃ@ 風輪を作る 風輪作りや遊びを通して風についての関心を持つとともに,これからの学習に興味を持つ。 ア 風輪を作り,風のある所や風のない所で回して遊ぶ。
イ よく回る風輪を工夫する。 1A 帆かけ舟を作る ア 身のまわりから舟になる材料を探してきて帆かけ舟を作る。
イ 風の強さや向きなどを変えると,舟の動きが変わることに気付く。
ウ よく動く舟を工夫して作る。ア 画用紙などで簡単な帆かけ舟を作り,動かして遊ぶ。
イ 身のまわりにある空き箱など廃品を利用して帆かけ舟を作り,水に浮かべて遊ぶ。
ウ 友達と競争したりしながらよく動く舟を工夫して作る。
エ 風の強さや向きなどを変えて遊ぶ。 1.5B 風で動くおもちゃを工夫して作る。 自分たちで工夫して,風で動くおもちゃを作ったりそれで遊んだりしながら,風のはたらきに気付く。 風車など風で動くおもちゃを工夫して作り楽しく遊ぶ。 1.5 (2)
ゴ
ム
で
動
く
お
も
ち
ゃ@ 円盤を飛ばそう ゴムで簡単なおもちゃが作れることに気付き,ゴムを用いて,円盤をより遠く飛ばす工夫をする。 ア 棒に輪ゴムをつけ,それで円盤を飛ばして遊ぶ。
イ ゴムをいろいろに変えて,遠くまで飛ばす工夫をする。 1A ロケットを飛ばそう ロケットを作り,それを遠くまで飛ばす工夫を通して,ゴムのはたらきに気付く。 飛ぶものを筒にしたり翼をつけたりして,飛行機やロケットを工夫して作り,友達と飛ばして遊ぶ。 1B 糸巻き車を作る よく動く糸巻き車や,その他ゴムで動くおもちゃを工夫して作ったり遊んだりしながら,ゴムのはたらきに気付く。 ア 糸巻き車を工夫して作り,動かしたり友達と競争したりして楽しく遊ぶ。
イ ゴムで動くいろいろなおもちゃを工夫して作り,楽しく遊ぶ。 2