研究紀要36号 学校経営改善に関する研究 学校経営評価に関する研究 (第1年次) - 017/022page

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事例 3
 〔点数評定尺度による評価〕

−D中学校−

(1) 教育計画  (教育目標・教育課程・教育計画)

No
評価項目
評価の観点
評定人数
評定割合



満足
不満足





A
+2
B
+1
C
−1
D
−2
1
目標の審議と共通理解 教育目標,重点目標,努力事項は,職員会等で十分審議し職員の共通理解は十分だと思いますか              
2
目標の関連と具体化 教育目標,重点目標,努力事項の関連は明確で'目標遠成の具体化の手だてがはっきりしていると思いますか。              
3
父母への目標の周知徹底 教育目標や学校の経営方針を父母に理解してもらうよう努力していると思いますか。              
4
目標達成のための予算配慮 本年度の目標達成に必要な(裏付けとなる)教育予算が配慮されていると思いますか。              
5
目標達成のための施設・設備 同じく目標,計画達成に必要な施設,教材,教具の整備が配慮されていると思いますか。              
6
教科の指導計画の活用 教科の年間指導計画が作成(成文化)され,それに基づいて活用されていると思いますか。              
7
教材内容の重点化精選 指導内容の重点化,教材精選の研究や努力が具体的に進められていると、思いますか。              
8
道徳,特活の指導,計画の活用 道徳,特活の指導計画が作成(成文化〉され,それに基づいて活用されていますか。              
9
各種教育の計画と実施 学校保健,給食,図書館等の教育計画が作成され,調和をたもち効果的に実施されていると思いますか。              
10
教育計画の評価と改善 以上の教育計画は、計画的な評価に基づき改善に努力していると思いますか,              
反省・改善の方策
             

 D中学校では,10領域100項目について4段階により,評定しようとしている。4段階の中には,「ふつう」にあたる中問段階の評定を意図的に入れていない。以下に示す。

● 上位群(肯定的な意識)
 A (+2)非常によい,望ましく満足な状態
 B (+1)やや良好,ほぼ満足できる状態

●下位群(否定的な意識)
 C (−1)やや悪く,不満足な状態
 D (−2)きわめて不十分で望ましくない状態

 評価計画の前書きの「記人上の注意」によれば,学校の行う教育活動と経営活動のうち,後者に視点を置いてその状態を診断しようとしている。新潟県教育センターの、評価基準を参考に


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