研究紀要第41号 学習指導の個別化 個を認める研究 - 011/044page

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 前後の変化の検定の結果は,危険率5%で変化は認められない。

C 算数の勉強で,自分の考えを発表しますか。

イ,よく発表する
ロ,どちらかというと発表するほうである
ハ,どちらかというと発表しないほうである
ニ,ほとんど発表しない

\後
前\
4
 3
 
 
7
 
12
1
 
13
 
8
6
 
14
 
2
 
3
5
4
25
7
3
39

 前表からつくった2×2分割表は次のとおり。
\後
前\
1
0
1
19
1
20
0
10
9
19
29
10
39

 前後の変化の検定の結果

 χ2=5.8,χ2(1,0.05)=3.84
  ∴χ22(1,0.05)

 よって,危険率5%で前後の結果に変化が認められる。
 すなわち,実験後には,発表する児童が増えたといえる。

D 家で,算数の勉強や算数の宿題をしますか。

イ,よくする
ロ,どちらかというとするほうである
ハ,どちらかというとしないほうである
ニ,ほとんどしない

\後
前\
4
 7
1
 
12
1
12
2
 
15
 
5
4
 
9
 
2
 
1
3
5
26
7
1
39

 前表からつくった2×2分割表は次のとおり。
\後
前\
1
0
1
24
3
27
0
7
5
12
31
8
39

 前後の変化の検定の結果は,危険率5%で変化は認められない。

(2) 事前,事後の徴候観察(資料4)結果の比較

事前,事後の徴候観察(資料4)結果の比較
この表から,発表する児童が増えたことがうかがえる。

事前,事後の徴候観察(資料4)結果の比較


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