研究紀要第45号 「学校経営改善に関する研究 第1年次」 -044/063page
活 動 の 実 際 1.読み書き.計算などの基礎的な能力を身につけさせるための月例テストの実施
2.基礎的・基本的内容の抽出した指導計画1.教科指導計画の中に個別指導の時間を位置づける。
2.知能・学カテストと個別指導の関連を図る1.基礎的・基本的事項の反復練習の重視(一単位時間と課外指導)
2.診断と個別指導の一体化〈別表3〉
問7(4)「教育課程大綱作成者」集計と考察
◎集計 その1 大綱作成への参画
校長 教頭 教務主任 学年主任 教科主任 低・中・高学年代表 企画委員 数 31
54
46
14
22
6
16
%
55
96
82
25
39
11
29
◎集計 その2 大綱作成組織の類型
校長 教頭 教務 学年主任 教科主任 学年代表 企画委員 研修主任 数 %
○
○
15
27
○
○
○
○
○
9
16
○
○
○
○
7
13
○
○
○
○
○
6
11
○
○
○
5
9
○
○
3
5
○
2
4
○
2
4
○
○
○
2
4
その他の組織 4
7
〈別表4〉
問7(6)教育課程編成の手順の実際
56校の編成手続きの実際を標準的に整理し,一般化が図れるようまとめる。
編成過程類別 主 な 内 容 時期 備考 教育課程編成準備期 ◎本年度教育課程に関する評価と反省
◎学校経営評価(第2学期)
◎前年度教育課程編成に関する反省と改善
・教育目標の達成評価と吟味・見直し
・各種の実態調査の実施と整理(児童の実態,保護者の意識 地域の実態)
◎学習指導要領の研究(児童の実態との対比)
・次年度教育課程の構想協議(3領域別)
・教育課程編成・管理講習会(教育課程に関する各種研修会の伝達講習―校長会,教頭会等)
・先進校視察(各種資料収集)
・各教科・道徳・特別活動の指導反省提出(週案他諸帳簿提出)11月中旬〜12月 印の内容については,56校の多くの学校がとりあげている内容であり各校共通編成作業内容といえよう
教育課程編成の組織態勢の確立期 ◎教育課程編成特別委員の任命と委員会発足
◎教育課程編成の組織体制の確立
◎教育課程編成計画(日程)樹立
・各係の任務・分担の確認
・校務分掌組織との連絡調整12月中旬〜1月初旬 教育課程大綱作成期 ・県・市・町・村教育委員会の重点目標,重点施策の検討
◎教育目標の吟味と「重点目標設定」についての協議・決定
・学校経営方針の明示
◎教育課程基本方針(案)作成・審議・決定
◎年間授業日数・授業週数・授業時数の算出
◎次年度行事予定の整理
◎各指導計画策定の基本方針・留意事項決定
・教育課程承認申請書様式の決定明示1月初旬〜1月下旬 各種計画策定期 ◎広地域カリキュラムの吟味
◎各教科・道徳・特別活動の「計画作成上.特に工夫.配慮した事項」の決定
◎各教科・道徳・特別活動学年別指導計画の作成―学年部会・教科部会・専門委員会等の開催,協議
◎「創意を生かした教育活動」計画の吟味・検討1月下旬〜2月中旬 教育課程総合検討期―完成期 ・教育事務所指導主事等よりの事前指導
・市・町・村教育委員会の教育課程編成会議に提出
◎日課表の検討・決定
◎職員会における最終審議‥…・決定2月中旬〜3月初旬 教育課程承認申請書の提出 ◎教育課程承認申請書の浄書
◎教育課程承認申請書提出3月中旬〜3月下旬