研究紀要第51号 「学習指導の個別化 個に応ずる研究」 -052/080page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]


3.彼女は子供たちの世話の仕方を知っています。
(the chilaren,knows,take care of,she,how to)
_____________________
4.早起きすることはよいことです。
(get up,to,is,it,good,early)
_____________________
〔5〕 次の文を読むとき,1箇所だけ区切って読むとすればどこがよいか,区切るところの記号で答えなさい。

1.They soon mixed their own music with the American music.
2.It is a lot of fun to play jazz.
〔6〕 次の下線部の発音が同じ場合は○を異なる場合には×を書きなさい。

1.gr ea t  t a ken
2.s u mmer  j a zz
3.h ea rd  w or ld
4.h ow   ow n
5.guide s  dance s

[2] 個別化のためのてだて

ア 学習指導カード

小単元ごとに作成することにし,生徒一人一人の特性や学力の実態はもとより,情意面の変容を詳細に観察記録し,適切な働きかけが継続的にできるように留意した。

その際,「学習のめあて表」の予習的課題の評価,領域別の具体的手法を中心とした各言語材料に対する行動的要素の評価,そして総合評価という手順で,きめ細かい教師の評価を行いながら,生徒の変容の様子を観察し,個別指導がしやすいように配慮した。

58ぺ一ジにその例を示したので参照されたい。

イ 学習のめあて表

小単元ごとに作成し,事前に生徒に配布した。題材名,小単元全体を通しての,内容面及び言語材料からくる目標を前段に明示した。次に,1単位時間ごとの目標と,その目標に到達するために必要な既習事項を前提条件の形で目標行動化し,その定着の度合を確認させ,生徒一人一人にめあてをもって授業に参加させるための予習的課題を提示した。この予習的課題はA,B,C三つの段階の難易度をふまえているのが特色である。また,それは実際の授業で用いる形成的評価問題と補説問題,そしてコース別学習課題とセット形式になっており,一連の関連性をもっているわけである。

以下,その例として一部分を示した。

学習のめあて表

(題材) Lesson 8 Africa

(目標)
(1) 資源,音楽,美術,ピラミッドなどの話を通して,アフリカ大陸について学び,社会科の学習とも関連させながら,世界各地への関心を高める。
(2) ・S+V+O+C(名詞)
・It is+形容詞+to不定詞を理解し,表現できる。
(3) 関係代名詞whose,which(目的格)の用法を理解する。

(予定時間 10時間)
月日 目標 行動目標 予習的課題
11・12 3.It is+形容詞+to不定詞の文型を理解し表現できる。


※It is interesting to look at the stars
[A]主語として用いられる動名詞のはたらきがわかる。


[B]主語として用いられる動名詞を含む文の意味がわかる。



[C]主語として用いられる動名詞を含む文を書ける。
[A]次の( )の中の正しいものを選び,○でかこみなさい。
1.(P1ay,Played,Playing)tennis is fun.
2.(Speak,Spoke,Spoken,Speaking)English is difficult.
[B]次の文の意味を書きなさい。
1.Helping Mother is good.
 __________
2.Studying English is important for us.
 __________
3.Painting pictures is fun.
 __________
[C]次の日本文を英語で書きなさい。
1.本を読むことはよいことです。
 __________
2.歌を歌うことは私たちにとって楽しいです。
 __________
3.子供たちの世話をすることは千代子にとって大切なことです。
 __________
11・16 4.本時の内容が聞いてわかり自分のことばで表現し,重要な文型を含む文について英語で表現できる。 [A]単語の意味がわかり,書くことができる。
[A] ・次の語(句)の意味を書きなさい。
musician___
slave___
dance___
mix___
own___
how to play the piano______
・次の日本語を英語で書きなさい。
ジヤズ   歌
音楽    始まり
持っていく
聞く


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。