研究紀要第52号 「教育課程の実施に関する研究」 -006/090page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

指導事項を選択,統合して,教材の重点化を図るなど,取り扱いに軽重がつけられるように計画すること。

(8) 広地域カリキュラムとして作成したものに対しては,創意・工夫のある自校化に努めなければならない。

第3学年英語科年間指導計画(例)
No.1
Les.
(時数)
題材 目標 指導内容 備考
言語活動 言語材料
4
(5)
(2) Orientation 1.授業に参加する上での約束事を知らせる。
2.学習の仕方を理解させる。



1
(7)
A Visit to Washington,D.C.
太郎の家族は,イースターの休みを利用して首都ワシントンD.C.を訪れる。そこで,ホワイトハウス,リンカーン記念館ワシントン記念碑を見物し,ボトマック川沿いの桜を楽しむ。
1.ワシントンD.C.の各名所のようすを知るとともに,桜の木を通しての日本との交友関係を理解させる。
2.過去形,不定詞,受動態,重要文型等,2年の復習を行い,定着させる。
1.Be動詞,一般動詞の過去形を用い,この前の日曜日のことについて,Q and Aをさせる。(HS.R)
起床時間→午前中何をしたか→父は家にいたか→何を勉強したか→午後ただちに会いに行ったか→夕食後のテレビは→就寝時間
2.不定詞を用いた身近な文をきかせる。(W)
[1]There were lots of thlngs to see inside.
[2]They went to see the Lincoln Memorial.
[3]The capital was planned by a French engineer.
[4]They look more beautiful than those in Kobe.
(社会)
5
(11)
2
(8)
Taro's Happiest Dav
サッカーの学校対抗試合の日サッカー部の補欠選手である太郎に正選手のけがによって出場できるチャンスがおとずれる。試合での太郎の活躍ぶりを描く
1.サッカーの試合を通して,太郎の失敗や成功,喜び等を読みとらせる。
2.動名詞の用法(主語,目的語,前置詞のあと)について理解させ,表現できるようにさせる。
1.次の事柄について,Q and Aをさせる。(HS,R)
補欠の太郎が正選手に→ゴール失敗→ジミーの忠告→2:1で辛勝→試合後の対話と勝利の感激
2.P-P Dialogueをさせる。(HS,W)
A:What's a lot of fun for you?
B:___ing a lot of fun for me.A:Are you good at ___ing?B:Yes,I am.
[1] Playing tennis is fun.
[2]He is good at playing soccer.
[3]The pass was so high that he couldn't score a goal.
[4]All the students more too excited to sit still.
[5]You were the best player on our team today.
(保体)
6
(11)
3
(8)
Mysteries is Old Peru
歴史の時間,ブラウン先生は生徒たちにペルーにあるナスカ平原の地上絵のなぞとインカ文明について説明する。UFOの話もとびだし,授業は活発に進む。
1.なぞにつつまれたナスカ平原とインカ文明を中心とした授業での先生と生徒とのやりとりを楽しく読みとらせる。
2.付加疑問文,SV that節,SVOCの各文型について理解させ,表現できるようにさせる。
1.次の事項について,Q and Aをさせる。(HS,R)
ナスカ平原の地上絵→UFOについて→気球について→インカ文明についての説明とまとめ
2.級友や先生のこと,又は絵で場面を設定して,次の文型を列ごとに,なるべく多くの生徒に言わせる。(HS,R)
We can (the boy)___.
[1]That's your book, isn't it
Yes,it is.
[2]You don't play the piano, do you
[3]I know ( that )you are busy.
[4]We call the girl Emi.
[5]There was no writing in the inca Empire.
(社会)
(1) まとめI(Les.1〜3) 重要事項を整理し,定着させる。


4
(8)
Congratulations,Taro!
太郎は6月に中学を卒業したたまたまやってきた父の友人ロングさんが,そのことで太郎に祝いの言葉をかける。それをきっかけとして太郎の履修した英語のことや日本語のことに話は及ぶ。
1.ロングさんと太郎の対話を通して現在完了形は過去のできごとや状態が現在と関係を持っていることを表していることに気づかせる。
2.現在完了形(完了・結果,経験,継続)について理解させ,表現できるようにさせる。
1.次の事柄について,Q and Aをさせる。(HS,R)
太郎の英語→日本語→スペイン語やフランス語も→ロスアンゼルスやワシントンD.C.→メキシコも→アメリカについての感想
2.P・P Dialogueをさせる。(HS,R)
A:Have you ever seen a(an) ___?
B:No,I'm never seen one.
Have you ever seen one.
A:No,I haven't,either.
[1] I have just written my name.
[2] Have you written your name?
Yes,I have
No,I have not.
[3] Have you visited Nara?
[4]I have lived here for three years.
(国語)
7
(8)
(1) 1学期の評価と反省 1学期の自己評価をさせる。



[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。