研究紀要第52号 「教育課程の実施に関する研究」 -036/090page

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3) 兄弟の数

表3:兄弟の数
表3:兄弟の数
兄弟は2人が54,7%,3人が32.3%で両方で87%を占めている。1人子は7.7%となっている。

4) 父母の年令

表4:父母の年令
表4:父母の年令
父親の年令は40歳代が50.7%,30歳代が35.7%であり,40歳代までが86.4%となっている。
母親は30歳代が63.7%と多く,次いで40歳代が26.3%である。

5) 父母の職業

表5:父母の職業
表5:父母の職業
父親は勤めが60%で,次いで自営業(店・工場)など約23%である。
母親の場合,勤めは38.7%,次いで自営業(店・工場)など約21%である。

3.児童の家庭生活の認識の実態と考察

(1) 家庭生活の存在価値


1) 帰宅時の気持ち

あなたは学校や外から家に帰ったとき,どのような気持ちになりますか。

表6:帰宅時の気持ち
表6:帰宅時の気持ち
「ほっとする」が41.7%で1位である。次いで「何も感じない」が23.3%で,3位は「うれしい」18.3%となっている。
「ほっとする」は学年進級とともに上昇するが,「うれしい」はその逆である。
「ほっとする」は男子より女子に高く女子の方が家庭に対する意識が感じられる。

小学校2年の児童に「つまらない」と回答している者が他学年より比較的多く表れているが,母親も有職者が多く核家族化し,近隣付き合いも少なくなっている今日,家に帰っても寂しく,一人で過ごすことができずにこのような回答が多く表れたと思われる。


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