研究紀要第52号 「教育課程の実施に関する研究」 -054/090page
制御文を作成し,格納・実行しなければならない。
自動製図とNCテープ作成について,処理の流れと制御文を次に示す。
[2] NCテープ作成
※ 下線部が利用者の可変部分で,その他は利用者共通の固定部分である。自動製図とNCテープ作成のために開発したコマンドプロシジャは,
・データ作成用 NCED
・テストラン用 NCRUN DRUN
・最終データ出力用 NCG DRA
の5つである。実習の効率を高めるためには,TSSの初歩的な実習経験程度で,上記の制御文を作成して実行できることが必要である。
利用者は制御文の中の可変部分を作成するために必要な最少限のデータをコマンドプロシジャに与えることにより,処理に必要な全ての制御文を作成して格納・実行することができる。