研究紀要第52号 「教育課程の実施に関する研究」 -055/090page
6.プログラム処理の流れ
FORTRAN言語ソースプログラムの処理の流れを例として示す。
コマンドプロシジャを使用することにより,TSS端末を使用する場合,利用者は,FORTRAN,COBOL,BASIC,自動製図,NCテープの作成などを特に意識することなく,次の約束に従ってコマンドを入力すればよい。
(※ 下記の[1]〜[6]は上の図の○囲み数字1〜6に対応している。)[1] TSS端末の開始処理
LOGON コマンド
[2] プログラムの作成
[2]−1 ソースプログラムのファイル準備
ED F01 (FORTRAN)
(注) F:(FORTRAN言語を意味する)
01:(プロクラム番号)
ED C01 (COBOL)
ED B01 (BASIC)
ED D01 (DATA)
NCED F01 (自動製図)
NCED N01 (NCテープ作成)
※ プログラム番号は1〜99まで使用できる。
[2]−2 ソースプログラムの入力と修正
使用言語によるソースプログラム(データ)の入力とエラーの修正を行う。このとき,ソースプログラムは,一時的に使用される編集用データセットに作成される。
[3] ディスプレイ上への実行結果表示とエラー表示
TRUN (FORTRAN,COBOL)
RUN (BASIC)
DRUN (自動製図)
NCRUN * (NCテープ)
[4] プログラムリストと実行結果出力
FORT7CG * (FORTRAN)
COBUCG * (COBOL)
DRA * (自動製図)
NCG * (NCテープ)
[5] プログラムの保存と終了
END S
ソースプログラムを後で再び使用するためにSAVE(S)コマンドを使って利用者用データセットに保存する。
[6] TSS端末の終了処理