研究紀要第52号 「教育課程の実施に関する研究」 -079/090page
(注)それぞれの内容は,各領域その他の教育活動と関連あるが,特に関連があると思われるものに○印を付した。
学業指導 エ.教科,クラブ選択の指導
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オ.その他
個人的適応指導 ア.新しい生活への適応指導 ○
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イ.個人的悩み解決の指導
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○ ○ ウ.問題行動の防止と指導
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○ ○ エ.自己開発のための援助
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オ.その他
社会性道徳性指導 ア.望ましい人間関係形成のための援助
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イ.係り活動を通しての公民性の指導
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ウ.人生観,世界観確立のための援助 ○ ○
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エ.その他
進路指導 ア.職業観確立のための援助 ○ ○
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イ.個人の進路開発のための援助 ○
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ウ.進路相談
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○ ○ エ.適性発見のための援助
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○ ○ オ.その他
保健指導 ア.健康管理のための援助 ○ ○
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○ ○ イ.病気予防のための指導 ○
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ウ.事故防止のための指導 ○
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○ ○ エ.清潔な生活習慣形成の援助 ○ ○
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オ.性に関する指導 ○ ○
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カ.その他
余暇指導 ア.趣昧活動の援助
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イ.娯楽の指導
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ウ.休み時間,長期休業に対する指導
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エ.学級(学年)のレクリェーションの指導
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オ.その他
ウ.各教科と生徒指導の関係
生徒指導は,教育課程だけでたりないところを補う役割をもつとともに教育課程の展開を助ける役割,つまり補正と補助の機能をもっている。その関係は,教科でいえば,教科の指導は教科における生徒指導によって推進され,逆に生徒指導は教科の指導によって推進されるといえるだろう。このような相互関係にある教育課程と生徒指導との関係を見てみよう。文部省「教育課程と生活指導」によって述べてみる。
(ア) 教科・科目の学習を直接に助ける生徒指導
○ 教材研究や指導方法の研究による分かる授業の工夫 ○ 習熟度別の学級編成,探究的な学習の方法の導入,視聴覚教材の活用の工夫によって,学習に興味をもたせ,教科・科目への学習意欲を育てる指導 ○ 教科・科目や類型を選択させる指導 ○ 学習上の不適応の解消についての指導 (イ) 学習の場に機能する生徒指導
生徒一人一人の学習がより良く成立するために,次のような学習の場の整備をする。
○ 学習集団内の人間関係を受容的な温かい雰囲気に改善 ○ 小集団編成による協同学習 ○ 教室内の座席の工夫