研究紀要第55号 「学校経営改善に関する研究 第3年次」 -070/089page

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道徳授業の評価表 (例)

    月  日(   )第  校時,  第  学年  組,  授業者氏名    評価者
    主題名(          )  指導内容(        ) 
    資料出典(           )  出版社・発行所(         )種類



  評価の観点 評  価
導   入 1.学習のねらいについて,興味や関心をもたせているか。  
展   開 1.資料の利用のしかたが工夫されていたか。  
2.価値に迫るために,発問の工夫がなされていたか。  
3.実践の場をひろげさせるための工夫が配慮がなされていたか。  
終   末 1.実践意欲をたかめる指導がされたか。  
2.教師の価値観をおしつけるようなことはなかったか。  
3.まとめ方は,ねらいに適合していたか。  
時間配分 1.時間の配分は,適切であったか。  
資   料 1.資料の分析は,十分であったか。  
指導計画   1.資料は,児童の発達段階に合ったものであったか。

2.ねらいは,児童の発達段階に適切であったか。

3.指導の時期は,適切か。

 

 評価表で実際の授業を評価した結果, (1)必要な観点だけにしぼること。 (2)展開の資料に関するところでは,利用法と工夫は別のことだから,観点をもっと細分化する必要があるのではないか。 (3)評価 (○△×) の三段階評価が必要などが,今後の実践で,検討し,改善しなければならない課題として残った。また,日常の授業で自己評価する場合,どの程度,細分化されたものが,使用可能なのかということも,機能面から問題となる。


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