研究紀要第58号 「教育課程の実施に関する研究」 -005/076page

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ているかどうかについて評価していく必要がある。この場合の評価の観点として,例えば次のようなものがあげられる。

 指導計画の評価をより深めるためには,話し合いの活動,係の活動,学級集会の活動の各内容ごとに適切な時間配分をするだけでなく,それぞれの指導計画を作成し,評価していくことが大切である。

2)各内容別の指導計画の評価の観点

 1)で述べたように指導計画の全体的な評 価の観点に基づいて,学級会活動の各内容の指導計画が整えられなければならない。この吟味,検討を行うに当たっては,各内容の特質が指導計画の中に明示されているかどうかについて評価する必要がある。次に各内容ごとの指導計画の評価の観点を例示してみる。

ア.話し合いの活動

イ.係の活動

ウ.学級集会の活動

(2) 指導の方法の評価

指導の方法の評価は,教師自身に直接かかわる問題であり,主観に左右されやすく,基準もあいまいになりやすい面をもっている。そこで考えなければならないことは,指導に当たっては児童の自発的・自治的活動であることをふまえ,児童の活動を助長するところに,教師の役割があることを忘れてはならないことである。

 ただし,児童の自発的・自治的活動である


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