研究紀要第58号 「教育課程の実施に関する研究」 -012/076page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

4.   と話し合いました。図鑑などで調べたりしてみんなでがんばろうと話し合いました。  
C 後ろの黒板に,「赤ちゃんが生まれたのであまり見ないでください。おどろかせないでください。」と書いてあるので,みんなで努力していました。
C もう少し,親や赤ちゃんの様子を教えてください。
親は興奮しているので,手を入れるとかみつくみたいです。子供はまだ毛も生えていないし,目見えません。えさも食べません。;何できょうあたりそうじをしようとしたのですか。
ぼくたちの知らない間にやっていたので,ぼくたちもわかりません。
ぼくはやるなと言ったのです。
今は,なぜやったかの責任の問題ではないので,今後どうしたらよいかを話し合ってください。
C わたしは,生まれたばがりの赤ちゃんを育てるのは無理だと思います。 ・自分たちの問題として考え,それを解決していこうとする自覚がみられるか。
(観察)
・相手の発言に対し自分の意見をもつことができたか。
(観察)
(問題点のチェック)
C ぼくは,牛乳をやれば育つのではないかと思います
C ここまで育ててきたのだから,あきらめないで飼育の方法を考え,学級で育てたいです。
C ぼくは,ぺットショップにあげればいいと思います預けるのは高い金額の生き物でもないので迷惑だと思います。
C わたしは手乗りインコを育てています。子供が生まれたとき,親が死んでしまいました。それで毎日えさをやって今のインコにしました。ハムスタ―も育つと思います。
C ハムスタ―とインコはちがうと思います。
ひとつは飼う方法,もうひとつはあげてしまう方法と,意見がふたつに分かれているようですね。
C わたしたちは,別に飼いたくないというのではありません。無理ならあげてしまった方がいいといっているのです。
C このままでは話が進まないので,先生の考えを聞いてみてはどうですか。
T ふたつの考えがあるようですね。先生の考えといわれても,先生はハムスタ―を飼うのは最初から反対ですから……。
C そうだ。先生はいつも自分たちで何とかしろといっているから先生に聞いてもだめだ。 ・全員が問題をよく考え,進んで発言しようとしているか。
(観察)
C だれかたよりになる人はいないかな。
C ぺットショップに電話をして聞いてみたらどうだろう。
今の意見についてどうですか。
C 賛成,ぼくたちで飼える

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。