研究紀要第63号 「教育課程の実施に関する研究」 -025/093page

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自身に自主的・主体的に探究させることができる。

(3)指導要領との関連(真空ポンプ活用面から)
1 2学年……空気のない状態を調べること。
2 4学年……空気の重さを調べること。
3 5学年‥‥‥ものが燃えるには,空気が必要であること。
4 5学年‥…種子の発芽には,水・空気・温度などが関係していること。
5 5学年……音は,空気・水などを伝わり,広がっていくこと。

2.簡易真空ポンプのつくりの方
(1)材 料
・1立方p注射器 3本(使い捨て注射器)
・2.5立方p注射器 2本(使い捨て注射器)
・8号ゴム栓 1個
・Ø 5mmビニール管 約50cm
・Ø 7mmビニール菅 約5cm
・50立方p注射器

(2)真空ポンプのつくり方
1 弁のつくり方
 弱いガスバーナーの高い所で,注射器を回転させながらゆっくりあたため,ナイフで下の図のように切り,上から順に組み立てて,弁をつくる。弁は同じものを2つ作る。
図表−9 簡易真空ポンプの弁のつくり方
図表−9 簡易真空ポンプの弁のつくり方
図表−9 簡易真空ポンプの弁のつくり方

2 ゴム栓に穴をあける。
 8号ゴム栓にØ=5mmの穴を下の図のように,T字型にあける。
図表−10 ゴム栓の穴のあけ方
図表−10 ゴム栓の穴のあけ方

3 組み立てる。
 50立方pの注射器を下図のようにとりつけ,ゴム栓を中心に,2つの弁と50立方p庄射器がT字型になるようにする。

組み立てる。


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