研究紀要第66号 「中学校理科の学習指導に関する研究」 -075/106page

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(3)指導法

1) 単元名…力(力のはたらき)
2) 単元目標
 ばねに力を加えて変形させたり,帯電体どうしや磁石どうし,重力など空間を隔ててはたらきあう力などの観察を通して,力の基本的性質や概念を理解させる。

3) 指導計画
 工 力……(7)
 1.力のはたらき……(4)
  (1)ばねの製作……(1)(本時)
  (2)力を加えたときのばねののび……(1)(本時)
  (3)力の定義……(1)
  (4)空間を隔てて作用する力……(1)
 2.力の表しかた‥…‥‥…………(3)

4) 本時の目標
 ・ 自分たちで作ったバネを使い,身近なものをおもりとして,実験を進めることができる。
 ・ つるすおもりとバネの伸びの関係を,自主的・主体的に探究し,法則性をつかむことができる。

指導過程

(1) 指導過程
   <第一次限>   (※1〜3は身近な素材と特に関係の深いもの)

段階 学習活動 時間 指導上の留意点



指導過程 5'





5'

1(丸囲み) 水平にばねをおき,つるすおもりの条件を変えていくとき,ばねののびはどうなるか考えさせ,予想することによって課題意識をもたせたい。

2(丸囲み) 教卓で潰示実験し.2.3名の生徒に発表させる。

3・4(丸囲み) 演示によってじょうずに作るコツや,注意点を説明する。特に,巻きおえて手をはなす時にケガのないよう注意させる。

製作

実験
20' 8(丸囲み) 自分のばねは自分で作らせたい。
9・10(丸囲み) はじめはうまく作れないことが予想されるので材料は余分に用意しておき,作り直すことができるようにする。

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