研究紀要第66号 「中学校理科の学習指導に関する研究」 -095/106page
(2)事後テストの場合の検定
人 数 平均点 標準偏差 実験群 38 90.8 11.1 統制群 37 79.2 16.3 1) F検定(等分散の検定)
F 0 =2.16, F(37,36,0.05)=2.07
F 0 >F(37,36,0.05)
ゆえに,有意差が認められる。
2) t検定(平均の差の検定)
t 0 =3.65,t(73,0.05)=2.00
t 0 >t(73,0.05)
ゆえに,有意差が認められる。
このことより,事後テストでは,統制群より実験群の方がすぐれているということがわかる。
事前・事後テストのS−P曲線の結果は次のとおりである。