研究紀要第75号 「基礎・基本の定着と個性の伸長に関する研究 第2年次」 -065/137page
第3学年 社会科単元計画 単元名「人びとのくらしと商店がい」 総時数14時間
時
学習の流れ
目標
主な学習内容・活動
基礎・基本
個性
評価等
1
問題把握
買わなければならないものは何かをつかむことができる。
先生のために準備するものを何にするか,グループごとに話し合う。
買わなければならないものは何かを明らかにする。
関心・態度
自らの消費生活に対する関心
興味・関心・意欲
自らの興味・関心をいかすための動機づけの工夫
事前調査及びアンケートによる授業前の把握
グルーピング
教師の評価
*ノートによるチェック
自己評価
2
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3
見学・調査
学区内の商店を自分のめあてに従って,見学・調査することができる。
(演繹型)
買わなければならないものはどの店で買ったらよいか予想する。
見学のための計画を立てる。
予想を確かめるために何を確かめてくればよいか
どの店を見学するか
何を調べてくるか
見学をする。
(帰納型)
見学のための計画を立てる。
どの店を見学するか
何を調べてくるか
物の値段,種類,数
店の様子
客の数・・・
見学をする。
見学した結果を整理する。
学習適性による追究過程
【演繹型】
課題 ⇒ 予想・自らの考え ⇒ 調査 ⇒ 解決【帰納型】
課題 ⇒ 調査 ⇒ 関係を考える ⇒ 解決
教師の評価
*「見つけてくるぞカード」によるチェック
教師の評価
*見学のようすの観察
自己評価
ジェクタビリティの該当要素
(基)
視点に沿って見学したり,調査したりすることができる。
観察能力,関心・態度
4
まとめ
見てきたこと,調べてきたことを整理しまとめることができる。
見学してきたことを「わかったぞメモ」にまとめる。
班ごとにまとめた見学の結果を読み,自分たちのきづかなかった事実を知る。
ジェクタビリティの該当要素
教師の評価
*「分かったぞ,見つけたぞカード」によるチェック
自己評価
(基)
見学・調査の結果から商店間の相違点や類似点に気づくことができる。
表現特性に応じたまとめ方
児童相互のよさを見つけ認めあう工夫
「こんなことイイねカード」
抽出児(演繹・直観型A子)の学習の様子