研究紀要第75号 「基礎・基本の定着と個性の伸長に関する研究 第2年次」 -078/137page
< 図4-1 > 小集団活動を取り入れた指導過程の基本型
段階 活 動 個 の 「よ さ」 「よさ」を生かす手だて 課題把握 ○課題意識を持つ ◎課題に対する興味・関心
・事象のとらえ方◎多様な考えができる課題の提示 解決の見通し ○解決方法を出し合う。 ○よりよい方法を考える。
○見通しを持つ。
◎自分の考え,ひらめき
○自分の解決方法◎自他それぞれの考え
・多様な見方,考え方
○話し合いへの参加の仕方
・発表(内容,明確さ)
・協力(小集団の「よさ」)
○班としての追究の仕方○自分の考えを多く引き出せる具体物の提示
○自他の考えを区別するノートのとり方, 学習プリント
○情報を収集し練る小黒板, 画用紙
○解決の方向性を持つことができる具体物の提示
課題解決 ○自力で解決する。 ○話し合い,練り上げる。
○比較検討し解決する。
○自分の考え,ひらめき
・自分の解決方法◎自他それぞれの考え
・多様な見方,考え方○話し合いへの参加の仕方
・発表(内容,明確さ)
・協力(小集団の「よさ」)
○自他の解決方法
○班としての解決方法◎多様な考えの追究 (学級集団の「よさ」)
○自分の考えを多く引き出せる具体物の提示
・学習プリント(完成法)
○自他の考えを区別するノートのとり方, 学習プリント
○多様な解決方法を引き出せる小黒板, 画用紙
○ 比較検討の場の設定
まとめ ○まとめる。 ◎自分で分かるまとめ方
・既習
・未習事項の関連○発展的な課題提示