研究紀要第76号 「情報活用能力の育成に関する研究 第1年次」 -101/137page
(小学校用)
年 組 氏名
しつもん 1〜5の中で,自分の思うところに○印をつけてください。 1 あなたはわからないことがあったとき,どんなものを 調べたらよいか考え,自分で調べていますか。
1 まったくない 2 ほとんどない 3 ときどきしている 4 だいたいしている 5いつもしている
2 あなたは調べたものの中から必要なものを自分で選び分けていますか。
1 まったくない 2 ほとんどない 3 ときどきしている 4 だいたいしている 5いつもしている
3 あなたは調べたことをわかりやすく図や表などにあらわしていますか。
1 まったくない 2 ほとんどない 3 ときどきしている 4 だいたいしている 5いつもしている
4 あなたは,調べたことからわかったことをまとめていますか。
1 まったくない 2 ほとんどない 3 ときどきしている 4 だいたいしている 5いつもしている
5 あなたは,まとめたことを相手に正確に伝えていますか。
1 まったくない 2 ほとんどない 3 ときどきしている 4 だいたいしている 5いつもしている
6 あなたは会社の仕事や天気予報を決めるときなどでコンピューターが多く使われていることを知っていますか。
1 まったく知らない 2 ほとんど知らない 3 少し知っている 4 だいたい知っている 5知っている
7 あなたは会社や銀行の仕事に多くのコンピューターが使われるようになると,いろいろな問題がでてくると思いますか。
1 まった思わない 2 ほとんど思わない 3 少しは思う 4 ときどき思う 5いつも思う
8 あなたは会社の仕事や天気予報を決めるときなどに使われているコンピューターは大切な役割をはたしていることを知っていますか。
1 まったく知らない 2 ほとんど知らない 3 少し知っている 4 だいたい知っている 5知っている
9 あなたは自分の発言(情報)が他の人に迷惑をかけるかも知れないと考えることがありますか。
1 まった思わない 2 ほとんど思わない 3 少しは思う 4 ときどき思う 5いつも思う
10 あなたはコンピューターがどんな装置からなりたっているかわかりますか。
1 まったくない 2 ほとんどない 3 ときどきしている 4 だいたいしている 5いつもしている
11 あなたはコンピューターを使うとどんな便利なことがあ るかわかりますか。
1 まったくない 2 ほとんどない 3 ときどきしている 4 だいたいしている 5いつもしている
12 あなたはコンピューターを使うことができますか。
1 まったくない 2 ほとんどない 3 ときどきしている 4 だいたいしている 5いつもしている
児童生徒の自己評価の例(評定尺度 I ・・・小学校用)
5.情報活用能力育成プロセス(モデル図)の作成
情報活用能力の育成をより効果的なものとするためには,育成すべき要素の育成過程を明確にしておく必要がある。本研究では,問題(課題)の発見から解決・評価までの学習過程を情報活用という観点から構造化し,教科・料目内容の特質・児童生徒の発達段階や実態,情報や情報手段の特質と特性等を踏まえて実践可能を予想できる「情報活用能力育成プロセス」(モデル図)を作成した。
特に,児童生徒の学習過程においてはたえず情 報手段と密接に関連しながら学習を進めることに なるため,プロセス図を右図のように三角形状に し,その一角に「解決のための情報手段」をすえ た。また,情報の創造・蓄積・活用は,どの学習 段階でも行われるため,これらを図の中央に位置 ずけた。実践に当っては,このモデル図を図−8 の育成プロセスのように具体化することにした。