研究紀要第77号 「事例を通した教育相談の進め方に関する研究 第1年次」 -114/137page
《1》 問題行動を起こすと予想した根拠
問題行動を予想するためには,図5〜8から,子どものしぐさ,表情などのさ細な変化に気づくことが第一である。それには,身体面,行動面,情緒面,考え方・生き方などに常に目を向けていく必要がある。更に,児童生徒の過去の記録を参考にして,現在の様子などを比べることが大切である。
《2》指導援助の計画
適切な指導援助をするためには図9から,必要な資料を収集し,それを基にした診断,指導仮説などを立てることが大切である。