研究紀要第77号 「事例を通した教育相談の進め方に関する研究 第1年次」 -116/137page

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図14 教師が実際に行った学級全体への指導援助内容
図14 教師が実際に行った学級全体への指導援助内容(複数回答)

《6》学校の指導体制

図15 学校の指導体制
図15 学校の指導体制(複数回答)

 学校全体では図15から,教師間の情報交換を積極的に行い,連携による指導援助が効果的である。また,分担に沿った指導体制を作ることも重要なことである。

 事例研究会で共通理解を図りながら,指導援助のあり方を考えていくことは指導体制を作る上でも大事である。

(3)児童生徒の望む対応と教師の指導援助

《1》児童の望む対応

図16 児童が教師に望む対応
図16 児童が教師に望む対応(複数回答) 

 児童が不安傾向の気持ちを抱いているときの教師に望む対応は図16から,共感的理解やストレスの解消を図ることなど,情緒の安定を図る対応が必要である。時には見守ることや規範性を示す指導も必要である。

《2》生徒が望む対応

図17 生徒が教師に望む対応
図17 生徒が教師に望む対応(複数回答)


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