研究紀要第78号 「学校の経営過程における現職研修のあり方に関する研究 第3年次」 -011/135page

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研究のすすめ方 研 究 の 具 体 策 と 配 慮 事 項
5.単元(題材)の目標
6.指 導 計 画  (本時の位置を明確にする。)
7.本時授業の意図
 (ア、授業研究のねらいに関わる実態調査と教材研究から本単元,本時授業に関わる教材観,児童生徒観,指導観を述べる。
  イ、本時の授業において今回の授業研究の課題をどう解決・改善していこうとするのかを具体的に述べる。
  ウ、本時に焦点を当てた検証構想を述べる。……等)
8.本時授業仮説
 (2,3,7の項から仮説内容を端的に述べる。)
9.本時の目標(主眼)
10.本時学習指導過程
段階 学習内容・活動 時間 教師の働きかけ 予想される児童生徒の反応 ○指導上の留意点※評価,検証計画等
           

11.その他(学校の研究テーマによって,必要に応じ工夫する。)

4.研究授業検証のための準
 備をする。

(1)授業観察の観点・内容・記録の取り方について検討し分担を決める。
 ○ 授業仮説検証の分担をする。
  ・ 何を(授業仮説の内容=手だての有効性)
  ・ 誰が(全員でかかわる)
  ・ どこで(学習指導過程の)
  ・ どんな方法で
     (テスト,観察チェックリスト,テープレコーダー,VTR,ノート,作品分析‥……等)
 ○ 分担内容・方法については係(現職教育委員会等)の原案をもとに,全体研究協議会等で話し合って決定する。
  (2)児童生徒の変容を見るための事前テスト等を実施する。
 ○ 本時のねらいや本時授業仮説にかかわるテストをしておく。
 ○ 検証授業後の変容データが得られるような処理の仕方(有効度指数,S−P表※等)を考えておく。
 〔 本時研究
5.検証授業を実施する。

(1)本時授業を通して授業仮説の検証をする。
 ○ 授業者は,授業仮説の効果が測られるよう,先に全体研究協議会等で作成した学習指導案通りに授業を展開する。

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