研究紀要第78号 「学校の経営過程における現職研修のあり方に関する研究 第3年次」 -017/135page

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研究のすすめ方 研 究 の 具 体 策 と 配 慮 事 項
・S−P表,有効度指数等を用いる。また,必要に応じてグラフ化する。
・ 授業記録等から数値化できないものは,KJ法等を用いまとめる。
・ 授業仮説の有効性を検討できるよう資料を具体的にまとめる。 2 上記のまとめた資料をもとに授業仮説の有効性を評価する。
○ 評価は次のような観点でおこなう。(内容)
・ 検証授業観察の分担・内容・観察記録等から改善できた部分と改善を必要とする部分を明確にできたか。
・ テストや授業観察記録等から子どもの変容を考察できたか。
・ 授業仮説の有効性が診断できたか。
・ 今後の研究を進める上で,残された課題を明確にしたか。
○ 達成不十分な場合,次のようなことに留意し,次回に生かす。
・ 次回のために授業仮説の観察・内容の・あり方を再度話し合う。
・ 児童生徒の変容がわかるように,より適切なデータや観察記録の処理法を検討しておく。
 また,質問紙法,面接,VTR等の内容から児童生徒の変容についてまとめられるようにする。
・ 子どもの実態を捉えたデータの信頼性,授業仮説とその表現の仕方の妥当性,指導案にもとづいた指導方法や進め方の客観性等を検討し直す。
 またどうして予想に反したかを理論づけし,次の授業仮説設定に役立てる。
・ 残された課題を項目化したりして記録を累積する。
・ 研究の成果を次回以降に生かすための有効な内容・方法,場を明らかにする。
             (その他は,校内研究ハンドブック参照)

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