研究紀要第78号 「学校の経営過程における現職研修のあり方に関する研究 第3年次」 -020/135page
研究のすすめ方 研究の具体策と配慮事 項 略 略 3.校内研究会において,必要に応じてリーダーシップを発揮する。 □研究推進上の共通理解と成果の共有化が図られるよう援助指導をする。
○ リーダーも研究同人としての意識をもって協議に参加し,共に研究するという態度を示す。
○ 協議が円滑に進まなかったり,まとまらなかったりした場合には,次のような援助指導をする。
・ 司会・進行係に会の進め方のアドバイスをする。
・ 事前に準備しておいた資料を提示し,説明する。
・ 発言者に意図的に質問し,考えを明確にさせる。
・ リーダーとしての自分の考えや体験談を述べる。
・ 成果として確認すること,課題として残すこと等は何かについて助言指導する。4.研究会の事後においても意図的・継続的に援助指導をし,次回への研究意欲を高める。 □今回の研究会の成果や今後の課題について確認し,追指導をする。
○ 研究会終了後,次回への研究意欲を高めるために,次のような事後指導をする。
・ 早い機会に(諸打ち合わせ等)研究会に対する労をねぎらうと共に,記録をもとに反省点と課題を再確認する。
・ 未解決の内容について追資料を提示して説明し,解決の方向を示唆する。
・ 意欲的に研究に取り組んだ個人の努力を認め,励ますと共に,今後の研究方向を話し合う。
・ 個人的に相談に応じ,目標達成のための具体的な方法や進め方等を指導する。
・ 職員室等で研究に関する話題を出し,全体の雰囲気や研究推進への関心をさらに高める。‥等
(上記の表の) 研究の具体策と配慮事項
↓例えばこの場合
校内研究会の当日や事後において各校のリーダー(校長・教頭・研究主任)の先生は,・何をねらいとして,・どんな配慮をして,・具体的に何をすればよいのでしょうか。
それがこの「研究の具体策と配慮事項」に具体的に説明されています。校内研究会でのリー