研究紀要第82号 「個を生かす学年・学級経営に関する研究 第1年次」 -018/123page

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(4) 高等学校における調査研究結果とその考察

個の存在を大切にする学年・学級経営

<設問1> 個の存在を大切にする学年・学級経営について,どのように考えていますか。

全体傾向(図4−1)
全体傾向(図4−1)

年代別傾向(図4−2)
年代別傾向(図4−2)

<設問3> 学校あるいは学年内で「個の存在を大切にする」ために,意図的・計画的な「話し合いの場」を設定していますか。

全体傾向(図4−3)
全体傾向(図4−3)

年代別傾向(図4−4)
年代別傾向(図4−4)

< 考 察 >

全体傾向(設問1)

 図4〜1をみると,1(丸囲み数字),2(丸囲み数字)を合わせて約85%を占め,ほとんどの教師が個の存在を大切にするという考え方の重要性について理解していることがわかる。しかし,一方で,3(丸囲み数字)が13%を占め,「集団としての行動やしつけ」に重点をおくべきだと考えている教師がいることにも留意したい。

年代別傾向(設問1)

 図4−2からわかるように,50代が他の年代と比較して1(丸囲み数字)については低くなっており,逆に3(丸囲み数字)は高くなっている。このことから,50代は他の年代より集団としての行動やしつけに重点をおこうと考えていることがわかる。

全体傾向(設問3)

 図4−3からわかるように,2(丸囲み数字),3(丸囲み数字)合わせて約


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