研究紀要第82号 「個を生かす学年・学級経営に関する研究 第1年次」 -029/123page

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資料

個を生かす学年・学級経営に関する調査

1.「個の存在を大切にする学年・学級経営」についてお尋ねいたします。


 1 個の存在を大切にする学年・学級経営について,どのように考えますか。 

1 多様な価値観を認め,かけがえのないそれぞれの生き方・考え方を生かすように努力すべきである。

2 「個の存在を大切にする」ことの重要性は理解できるが,集団をそろえることや,集団における個々の協調性という点から難しい事が多い。

3 「個の存在を大切にする」ことも大事だが,集団としての行動やしつけなどに重点をおくべきである。

4 その他(                          )

 2 学年や学級において,「個の存在を大切にする」ための目標または努力事項などを設定していますか。 

1 設定している。

2 設定していないが,基本的な考え方として重視している。

3 特に,設定していない。

4 その他(                          )

 3 学校あるいは学年内で「個の存在を大切にする」ために,意図的・計画的な「話し合いの場」を設定していますか。 

1 定期的に設定している。

2 必要に応じてその都度設定している。

3 ほとんど設定していない。

4 その他(                          )

 4 学年や学級の諸活動の中に,一人一人の興味や関心に応じて自己決定して行動する場を,意図的・計画的に設定していますか。 

1 設定している。

2 設定していないが,基本的な考え方として重視している。

3 特に設定していない。

4 その他(                          )

 5 学年・学級経営を進める上で,お互いのよさを認め合い,理解し合うような手だてなどの配慮をしていますか。 

1 意図的・計画的に配慮している。

2 配慮しようとはしているが,時間の制約などで思うように進められないことが多い。

3 ほとんど実施していない。

4 その他(                          )

 6 授業時間や始業前後,休息,休憩,清掃,給食等全ての活動を通して,児童・生徒と一緒に過ごす時間は,一日平均どのくらいですか。 

1 7時間以上

2 5時間以上7時間未満

3 3時間以上5時間未満

4 1時間以上3時間未満

5 30分以上1時間未満

6 30分未満

7 その他(                          )

 7 上記の時間は,児童生徒を理解する上で十分だと思いますか。 

1 ほぼ満足している

2 少し足りない

3 非常に足りない

4 その他(                          )


2.「個の特性を生かす学年・学級経営」についてお尋ねいたします。


 8 「学年・学級経営」と「個の特性を生かす」との関係について,どのように考えていますか。 

1 個の特性を生かすことは学年・学級経営上の最も大切なことの一つである。

2 個の特性を生かすことは大切なことであるが,実際には困難なことが多い。

3 個の特性を生かすことはそれほど大切なことではない。

4 その他(                          )

 9 個の特性をどのような場を通してとらえていますか。(複数回答) 

1 始業前,放課後,休み時間のふれあいを通して

2 朝の会や帰りの会(SHR)の話し合いを通して

3 教科や道徳の指導を通して

4 学級活動の時間を通して

5 学校行事の指導を通して

6 生徒会活動,児童会活動を通して

7 創意の時間を通して

8 クラブ活動や部活動の時間を通して

9 昼食(給食)の時間を通して

10 掃除や,ボランティア活動を通して

11 日記指導等を通して

12 懇談会や家庭訪問を通して

13 その他(                          )

 10 個の特性をとらえる方法として特に重視している方法はどれですか。 

1 知能・学力・性格テストや,交友関係調査,適性検査などの諸検査・諸調査によることが多い。

2 面談,面接,直接・間接の話し合いによることが多い。

3 学習活動,学習記録・作品,行動等の観察によることが多い。

4 その他(                          )

 11 学年・学級経営を進める上で「個の特性を生かす場」を意図的・計画的に設定していますか。 

1 年間計画に位置づけ,教職員を図りながら進めている。

2 計画はあるが,時間の制約などで設定通りにできないことがある。

3 計画もなく,実施もしていない。

4 その他(                          )

 12 あなたの学年・学級に「はみ出しがちな子」がいた場合,あなたは主としてどのような対応をしますか。 

1 それぞれの考え方の違うことのよさを認め合い,その子の力が十分に発揮されるように配慮する。

2 その子のよさを認めながらも,学年・学級としてのまとまりやきまりにも目を向けさせるようにする。

3 集団として行動することの意義を教え,みんなと「そろえる」ように指導する。

4 特別な指導はしない。

5 その他(                          )

 13 あなたの学年・学級では,個の特性が生かされていると思いますか。(学級担任のみ) 

1 十分に生かされている。

2 十分に生かされているとは言い難い。

3 ほとんど生かされていない。

4 その他(                          )

 14 上の設問で「生かされていない」「十分生かされているとは言い難い」と答えた方は,どういう理由からですか。(学級担任のみ)

1 個の特性をとらえることが難しい。

2 個の特性を生かす場の設定が難しい。

3 個の特性を生かす時間が十分に取れない。

4 児童への指導の仕方がわからないので,うまく行かない。

5 その他(                         )


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