研究紀要第99号 「学校不適応児童生徒への援助の在り方に関する研究」 -063/156page
[資料2-3]
1)
ア 春
イ 夏
ウ 秋
エ 冬2)
ア ゆっくり寝ていたい
イ スポーツをしたい
ウ 家の中で遊びたい
エ どこかへ出かけたい3)
ア アメリカ
イ ヨーロッパ
ウ アフリカ
エ オーストラリア4)
ア 馬
イ うさぎ
ウ ねこ
エ 犬[資料2-4]
振り返り用紙 1 今日の演習は,楽しかったですか。 とても まあまあ あまり ぜんぜん 2 自分の好みや価値を素直に表現できましたか。 とても まあまあ あまり ぜんぜん 3 今日の演習で,新たな気づきや考えが発見できましたか。
3) 演習3 「ブラインド・ウォーク」
これは,相手の手のぬくもりやしぐさを通して,信頼し合うことの喜びや大切さを確かめ合うという人間関係を体験によって学ぶという演習である。
ア 進め方
[資料2-5]
二人一組で,一人が目隠しをし,もう一人は相手をあちこちにつれて回るという内容ですが遊び半分でやると大変危険です。それで次の点を約東して下さい。
○ 目の見えない人が安心して行動できるよう安全第一を考える。
○ 危険個所を教えるサインを決めてからスタートする。
○ 歩く速さは自由とするが,コース以外のところは歩かない。(ここでコースの説明を加えておく。)
相手を思いやる気持ちで接し,日ごろ体験できない気持ちを味わって下さい。
(1) それでは,二人組になって下さい。次にどちらが先に目隠しをするか決めて下さい。もう一方の人は話をしないで,目隠しした人をコースに沿って案内して下さい。10分位を目安にして,戻ってきて下さい。
(2) 目隠した人は,信頼してパートナーの案内に合わせて行動して下さい。
(みんなが戻ってきたところで)
(3) それでは,パートナーを信頼できたかについて,お互い自由に話し合って下さい。
(4) お互いの感じたところでよかったところだけカードに書いて渡してあげましょう。
それでは,今日の演習を振り返って自分自身や友達について考えてみましょう。
(振り返り用紙記入)
留意点
・ 事前に危険のないコースを選び,他の教室や先生方に連絡をし,迷惑をかけないよう配慮する。
・ 二人組みは,担任が学級の実態に応じて決める。
2 学級の実態
不適応状態 人数 A 群 18 B 群 31 C 群 26 事前に調査した本試案実践の2学級の学校不適応状態は以下のとおりである。
他の学級と比較すると,B群の生徒がもっとも多いのが特徴である。
A群の生徒は,全体の24%と約1/4を占めている。