平成7年度 研究紀要 Vol.25 -170/170page
(分類基準F9-01)
テーマ 自己表現活動を生かし、子どものよりよい
要旨
人間関係を育てるための指導援助の在り方
一生活科の学習(第2学年)を通して一
本研究は、子どものよりよい人間関係を育てるために、子どもの自己表現活動をどのように指導援助すれば、子どもは自己存在感や成就感を味わうことができ、子ども相互の理解が深まるかを生活科の指導(授業)を通して探ったものである。
活動過程の中に自己表現活動の機会や場を意図的に位置付け、それぞれの活動場面において、生徒指導・教育相談の機能を生かした指導援助を継続的に進めてきた。
(分類基準F10一02)
テーマ イオンの学習における授業改善
要旨
本研究は、中学校理科(3年)におけるイオンの学習において、「イオンのモデル形成過程」を単元構成の柱とし、生徒一人一人の発想を生かし、生徒の思考を連続させる学習過程の構成の工夫や生徒の学習活動を支援する学習ソフトウェアの開発に取り組んだものである。
特に、イオンのモデル形成を重視した授業改善の4っの視点を明らかにするとともに、生徒の学習活動を支援する2つのタイプの学習ソフトウェアの開発を進め、生徒の実態や学習の進め方に応じた活用法を追求した。
(分類基準G7-02) テーマ 小学校家庭科における調理実験を取り入れた指導法
要旨
本研究では、食物領域の調理実習で、食品の栄養的特性や調理性を生かした調理法を学ぶための題材の選定と調理実習の前に行う調理実験の指導法について追究した。
その結果、児童の調理法への興味・関心が高まり、課題意識を持って、学習に取り組むことができた。