児の場合17.0%であるのに対し、下位児の場合36.0%である。
グラフ27
「家の人の励ましがあったとき勉強しようと思いますか」について成績別に見ると、「強く思う」については、上位児では32.4%と高いが、中位児では27.3%、下位児では12.0%と下がっている。また、「あまり思わない」「思わない」を合わせた場合、上位児では、10.2%であるが、下位児では、34.0%とその割合が増えている。上位児へは、励ましがほぼ有効に働いているが、下位児へは励ましの在り方、接し方等、工夫すべき点があるように感じられる。
(7) 生活のリズム
1.調査結果
* 調査は、「昨日どうしたか」と限定して行った。
表2 起床・就寝時間
項目 |
4年 |
5年 |
6年 |
起床時間 |
6時26分 |
6時27分 |
6時29分 |
就寝時間 |
9時45分 |
9時47分 |
10時14分 |
グラフ28
グラフ29
表3 生活時間の様子
項目 |
行動者の割合 |
4年の平均 |
5年の平均 |
6年の平均 |
テレビを見る |
83.7% |
1時間19分 |
1時間38分 |
1時間45分 |
マンガを読む |
46.9% |
26分 |
26分 |
33分 |
読書 |
34.6% |
26分 |
27分 |
35分 |
音楽をきく |
28.3% |
26分 |
27分 |
31分 |
ゲームをする |
29.1% |
52分 |
50分 |
57分 |
友達と遊ぶ |
33.0% |
1時間31分 |
1時間38分 |
1時間25分 |
家族と話す |
58.4% |
36分 |
41分 |
41分 |
* 「行動者の割合」とは、4〜6年全員に占めるそれぞれの項目の行動をとった割合である。
2. 考察
「起床時間」は、平均すると6時半ごろで、6時〜7時の間に約90%の児童が含まれている。
「睡眠時間」については、学年が進むにつれて短くなっている。4,5年では、「9時間」「8時間半」の順に多く、6年では「8時間」が最も多い。
生活時間の調査結果から、「テレビを見る」や「マンガを読む」等では、学年が進むにつれて時間が増加しているが、「友達と遊ぶ」については減っている。「マンガ」については約半数の児童が読んでいる。