研究紀要第102号 「福島県の小学生の学習に対する意識と行動」 -051/170page

[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

いる児童が21.2%もいる結果は、考えさせられる数値である。

〇 成績別に見た特徴ある項目(学年別)
 次のグラフは、「もっと他の問題を解きたいと思った」の問いに対して、上位児・中位児を取り上げ、学年別に見たものである。

グラフ11
グラフ11

グラフ12
グラフ12

 上位児、中位児ともに学年が進むにつれて、「もっと他の問題を解いてみたい」とする意識が低くなってきている。

(5) 算数の授業中、授業後の学習行動
 1.調査結果
 次のグラフは、授業中と授業後、児童がどのような学習行動をしているかについての調査した結果である。

グラフ13
グラフ13

 2.考察
 「先生や友達の話をしっかり聞く」の問いにおいては、「なんどもしている」「ときどきしている」を合わせた肯定的な回答は、83.4%である。「授業中、発表する」の問いにおける肯定的な回答は、51.6%である。
 また、「先生や友達によく質問する」「授業後、わからないところを質問する」の2つの問いにおける肯定的な回答は、それぞれ34.2%、20.7%である。


[検索] [目次] [PDF] [前] [次]

掲載情報の著作権は福島県教育センターに帰属します。