研究紀要第102号 「福島県の小学生の学習に対する意識と行動」 -052/170page
成績別に見た特徴ある項目
上位児と中位児の「テストの間違いを直そうとする」の問いにおける肯定的な回答は、それぞれ85.2%、78.3%であるが、下位児は41.1%である。特に、下位児に対しては、テストの後も継続して指導していく必要性あるだろう。
次のグラフは、「算数のテストで答えを間違えたとき、問題をやり直そうとする」の問いにおける成績別に見たものである。
次のグラフは、「先生や友達によく質問する」「授業が終わって、わからないところを質問する」の2項目に関する成績別に見た調査結果である。「授業中、先生や友達に質問する」の問いにおける肯定的な回答は、上位児が42.4%、中位児が33.0%、下位児が21.1%である。授業後となると、上位児が14.4%と、さらに低くなる。