研究紀要第105号 「学力向上に関する調査研究」 -018/175page
(3) 問題の内容と趣旨
大 問 問 題 の 内 容 問 題 の 趣 旨 1 聞き取って(読み取って)適切に応答する。 全国比が低いのは,質問文の意味が理解できていないのか,それとも答え方が身に付いていないのかを,選択肢の数を増やして調べる。 2 適語を補充して正しい文を作る。 与えられた語の中から,文の内容に合うよう適切な語を選び,正しい文が作れるかどうかを調べる。 3 適語を補充して正しい文を作る。 与えられた語を文中の適切な位置に入れることによって,正しい文を作れるかどうかを見る。各設問は大問4の(1)(2)(4)に対応しており,出題形式を変えて易しい問題にした。これにより,どこでつまずいているかを調べる。 4 与えられた語を並べかえ正しい文を作る。 NRTの解答様式を変え,5つの単語の語順をすべて書かせることにより,生徒のつまずきの傾向を把握できるようにする。 5 文章の概要・要点を読み取る。 文章の概要の読み取りから,要点の読み取りへと,読む能力を段階的に把握できるようにする。 1. 大問4
次の日本文に合うように( )内の語をならべかえて英文を作り,その順を[ ][ ][ ][ ][ ]の中に記号で書き入れなさい。 (1) わたしはたくさんの動物が見たいです。 I { ア many イ animals ウ to エ see オ want }. (2) わたしは秋より春が好きです。 I { ア better イ spring ウ fall エ than オ1ike }. (3) わたしはあなたにおもしろい本をあげますよ。 I will{ ア you イ an ウ give エ book オ interesting }. (4) 窓のそばにいすが2つあります。 There are { ア the イ window ウ by エ two オ chairs }. (5) ポーラは新しいペンを買いに,その店に行きました。 Paula went to the store { ア new イ a ウ buy エ to オ pen).