研究紀要第106号 「学校の活性化を目指す教員研修」 -027/175page

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・ 共同研究を進めながらも,学年ブロックや教科部会の研究を大切にしている。
・ 学年ブロック等の職員組織を生かしている。
・ 教員の個性を生かした組織づくりに努めている。
・ 職場全体の意欲的なエネルギーの中で真実を語るようにしている。
・ 研究教科以外の教科(先生方)の意欲をどのようにして高めるか。 ・ 個人研究と共同研究の調和を図るようにしている。
・ 共同研究のテーマを設定し,それを各教科におろし,教科部会毎に進めるようにしている。
・ 共同での現職研究に,個人のテーマを併せて研究を推進している。
・ 組織の中で適切に評価されるように配慮している。
・ 教頭や研修主任に負担がかかっていないか。 ・ 校務分掌の中に,「研修開発部」を位置づけている。
・ 役割分担を明確にしている。
・ 教職員の異動により,継続研究が難しくなってはいないか。 ・ 集録としてその年度の研究をまとめるようにしている。

※ 共同研究,個人研究それぞれにメリット,デメリットがある。

 いずれにしても,一人ひとりの教員が意欲的に研究に取り組むことが大事であり,その意欲を損なうことのないように十分配慮することが大切である。

 共同研究の場合,個人が全体の中に埋没しないよう,役割分担をしたり,学年や教科部会を積極的に活用したりすることが効果的であろう。

 各自にいかにして責任を持たせるかが課題である。

◇ 視点6. 研究テーマ設定の視点から

問 題 点 具 体 的 取 り 組 み
・ 校長の意向や一部の教員の考えで決められてはいないか。
 (共通理解のもとにテーマが設定されているか。)
・ アンケート調査をもとに,協議して決定する。
・ 児童生徒の実態調査を実施し,落ちている(問題点)教科等を研究教科として共同研究を進める。
・ 県の指定を受けて研究を推進しているが,研究教科以外の先生方の研究意欲にも好影響を与えた。
  研究指定を受けることも一つの活性化方策である。
・ 自分たちにとって本当に必要なことば何か,今何をしたいかを本音で話し合う機会を持って,共通理解を図った結果,大変意欲的になった。
・ 年次計画を立案し,推進するようにする。

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