研究紀要第113号 「情報ネットワークの教育的活用と授業改善へ向けた教育用ソフトウェアの活用」 -100/166page
IV 研究の実際
(1)基本方針
開発班内で,プレゼンテーションソフトを用いて下記のような基本設計書(構想版)を作成した。
1)タイトル画面
・生徒の興味・関心を引き出すようなデザインを構成する。
・ソフトウェアの内容を類推できるような写真を提示する。
2)大まかな分類から調べる職業をしぼる画面
・副読本「中学生と進路」での分類により職業を行きく6つの観点で分類する。
3)具体的に調べる職業を選択する画面
・実際に調べたい職業をマウスで選択する。
・生徒の興味・関心に発展性を重視し,取材していない職業名もいれておく。
・操作しやすくするために,文字ボタンを取り入れる。
4)インタビューを疑似体験する画面
・働く様子を動画より提示する。(役1分間)
・静止画出力ウィンドウにはインタビューに応じていただいた方の顔写真を提示するとともに,下に配置したインタビューボタンと連動して,その職業に関連する写真に関する写真資料(例 機械や道具,職場の様子等)が流れる。
・下のボタンを押すと,その項目に対する回答が音声で提示される。
・インタビューの項目は全職業共通とする。