研究紀要第117号 「学力向上のための授業改善に関する調査・実践研修 第3年次」 -044/117page
○ 時間は各種目20秒〜30秒−−移動を30秒
○ エアロビック・ダンス2分間
○ 合計7分間
3. 単元におけるA・A・Cの扱い
すベての単元にA・A・Cの活動を取り入れることは不可能なので,体育館を使用する単元を中心に実施できればよいと考えた。授業の主運動の前に体をほぐす感覚で実施した。(2) 2年次の研究から
○ 年間を通して,検証のための授業実践
ア 研究協力校 会津若松市立城南小学校 イ 研究協力員 5年3組担任〜6年3組担任 篠崎 俊樹 教諭 ウ 平成9年9月より研究計画により,A・A・Cを実施した。 (3) 2年次を終えての課題
課題1. 準備や種目間での移動に時間がかかり,予定していた7分間ではできないことが多い。 課題2. 2年次のA・A・Cは教師主導のトレーニング的要素が高かったので,子ども自ら考え判断できる場や意欲的な楽しい体育にするにはどうしたらよいか。また,関心・意欲の低下をどうするか。 (4) 3年次の研究から
1. 体操領域に組み込む(課題1.)
体操領域の年間時数16時間のうち10時間を3つの学期に分け,継続的に実施する。
○ 1学期4時間(1時間はオリエンテーション)10分×12回
○ 2・3学期 3時間 10分×12回
2. 【図1】A・A・C実施の流れ(課題2.)
※サーキット作成にあたっては【図2】を参考にするよう支援した。(資料の動きについては菅井が作成したものである。)