平成11年度 研究紀要 Vol.29 研究紀要126号 -074/076page

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[分頽基卒G9-02]

テーマ
 学力向上のための授業改善に関する調査・実践研究

― 授業改善を図る実践研究(I)(中学校英語)―

要  旨

 「話すこと」の指導の在り方を探るため,2年生を対象に,「指導計画の工夫」,「練習活動の工夫」,「「話す力」をとらえる方法の工夫」を研究の視点として実践研究を行った。その結果,生徒の「話すこと」に対する抵抗感が減り,相手に対応して自信を持ってスピーチができるようになったという点で成果があった。また,「話すこと」と「書くこと」の関連によって。正確な英語を身に付けることができるという効果も認められた。


[分類基準G12-01]

テーマ
 学カ向上のための授業改善に関する調査 ・実践研究

―授業改善を図る調査・実践研究(II)―
イメージマップ活用の工夫
 〜生活科における試み〜

要  旨

 イメージマップは,活用する人,目的,方法などによって様々な効果が期待できる。この研究では,生活科におけるイメージマップ活用の可能性を,授業実践などをとおして探った。イメージマップは,小学校低学年の子どもでも容易に書くことができること,また,表現活動に生かせること,子どもの思いや願い,特性,変容を把握するための資料の一つとなり得ることなど,生活科の授業を改善することに役立つことが分かった。


[分類基準G6-04]

テーマ
 学方向上のための授業改善に関する調査・実践研究

―授業改善を図る調査・実践研究(II)―
自主的,自発的な活動を目指した選択性授業の改善(高等学校保健体育科)
 〜評価システムの活用と役割行動能カの育成を通して〜

要  旨

 生徒が生涯スポーツに結び付くために,選択制授業で何を学ぶことができるのか,そのために教師はどのようにかかわっていかなければならないのかを認識することが大切であると考え,選択制授業の改善についてまとめた。具体的には,選択制授業で生徒が選択した各種目において,評価システムを活用することと,各自の役割行動能カの育成を図ることによって,授業により自主的,自発的に取り組めるように実践を通して検証した。


[分類基準G5―09]

テ―マ
 学カ向上のための授業改善に関する調査・実践研究

―授業改善を図る調査・実践研究(II)―
 〜芸術科における「映像メディア表現」の工夫(―年次)〜

要  旨

 高等学校学習指導要領が改訂され,芸術科美術の表現領域に,「映像メディア表現」といぅ新しい分野が加えられた。これは,今後の美術教育を現代社会の視覚文化に積極的に関わらせていくという方向性を明確に指し示したものであり,画期的な改編と受け止められている。本研究では,平成15年度からの新学習指導要領の完全実施に向けて,高等学校芸術科美術における「映像メディア表現」の可能性と課題点を探求したものである。


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